ただいま春の土用。
2020年の春の土用は4月16日(土)ころから。春の土用は立夏前の18日間、5月4日(月)まで。土用に入ってからもうすでに10日間が経過している。
土用は、新しく何かを始めるというよりは、何かを手放していく機会とされています。この土用を入れた木火土金水による五行、特に土用を意識した羅針盤も利用しています。
月の満ち欠けによる羅針盤も利用しているから、土用と新月が重なるとそれはそれでトリッキー。けれども精油の調合のように、二つが重なることによって、足し算を凌駕する現象が起こったりするから面白い。マジックカードです。
おもえば昨年の土用中、日本は時代が平成から令和になった。きっと改元の予定が今年だったら延期になったんだろうな。
土用はデトックスのエネルギー、手放していくエネルギー。だけど春のデトックスは、4つの土用の中で、一番軽い、何気ない気がしている。剥がされて苦しいよーみたいのはあまりなくて、自然に進行していく感じ。
土用後に、冷却期間、熱さましみたいな時間をおかなくても、すぐさま立夏から即エネルギーに変換できるようなそんなイメージです。
だからもしこの土用を自身の人生にいかすのであれば、ある程度自分のエゴで意思をもって、コントロールしながら活用できるから、取り組みやすい気がしている。
この土用によって、断ち切りたかったもの、手放したかったもの、お別れしていく。
とはいえ、健康な方にはなんともないけど、体力が低下していたり、日ごろのストレスがたまっていたりは、やっぱり体調を崩す方が多いかもしれない。
自身に身近なところでいえば、20歳になった老猫が土用に入ったころから食べなくなっている。だから寿命はあるとおもうけど、その猫を愛するあたしとしては、何とか土用を過ごして夏になることが、体調によく作用しないかな。
土用を乗り切ってくれないかとおもっている。できるサポートは全部やっていく。
自身の土用としては、自分の感情を見つめること。愛猫太陽の死と新型コロナウイルス(covid-19)によるおとなしい生活で、自身を内省するタイミングとなり、感情をいろいろと見つめている。
もう思い出すこともない、なかったこととして生きていくつもりでいたような思い出も、みつめる機会に恵まれている。
そのプロセスにおいて、少し土用の力を借りたい、そんなふうにおもっております。
みなさまにとって、佳い春の土用となりますよう。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
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