つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

太陽ありがとう、一生懸命表現してくれた話

2020-04-26 22:24:48 | 太陽

つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。

もう1匹の猫の体力が低下している。祈るような気持ちでおります。太陽のことを書く。こうやって綴り続けてよかった。

あまり動画や写真に関心がないこともあり、太陽の動画は少なくとも自分では一つも持っていない。だからないものと考えている。あったほうがよかったのかな。鳴き声の録音もない。

太陽は散歩に行きたいときはよく鳴く猫だった。ほかの猫に比べて驚くほど優しい鳴き方。マイルドで、耳につんざくような感じがない。だからずっと聞いていてもストレスにならないし、無視しようと思えば無視を決め込める。気遣いさんだから、気を使って、どこかに遠慮があったのだろうね。

とはいえ、やっぱり眠っているときにやられると、起こされるね。でも部屋をしめ切ってしまうとかわいそうだから、原則開けておくようにして、耐えていた。太陽は起き上がったり、ドアのほうにあたしが行きかかったりすると、散歩に行けるものと決め込んで、あるいは行けるものとして、率先して玄関へと歩いて行った。

でもついていかないと、少しすると戻ってきて、また散歩に行こうと誘ってくる。

太陽だけ家の中において、外で何かをしているときも、激しく怒ったね。眠っていたはずなのに、忘れ物をして玄関を開けると外にいたり。散歩が終わったからとひとりで外に行くと、なんで自分を置いていくと騒いだり。

太陽を優先にしたくてペンキ塗りはやめていた。もうまたペンキ塗ったりできるけど、まだ今はそういう気分になれないね。あなたがいないことへの寂しさが先行する。

うちに来たばかりの頃は、野良の記憶が濃くて、とにかくごはんだった。ごはんをあげると、ガツガツと食べた。残すという意識はなかったし、ペースも早かった。いつ食べられるかわからない生活を送っていたからだろうね。ほかの猫に遠慮をして待ったりとか、ほしくないふりをして去ったりとかはあった。

だけど数年たつと、ごはんはいつでも食べられるとわかったらしく、太陽のなかで優先順位が下がった。ひとりで出歩いていたころもごはんよりもあたしとの散歩を優先した。一緒にしか外出できなくなってからは、おなかが空いていてもまずは散歩に行ってからではないとごはんがのどを通らないみたいだった。
だからどうしてもおなかが空いていると、まずは散歩に行き、5分・10分で帰ってきて、一度ご飯を食べて、また散歩に行きたがった。


外に行くのが好きだった。ときおり、様子を見にきて、あたしが眠っているとあきらめて去ったりもしていたらしい。

おしっこをかけるようになってからは、つい部屋の扉を閉めて眠ったりもした。だって、無視しているとおしっこをかける。とはいえ、おこたを導入する前は、あたしの部屋にあるカーペットじゃないと寒いだろうなとおもったこともあり、なるべくドアを開けておくようにした。

それでも閉めてしまったことあるけれど、あまりに鳴くからしばらくして開けて、そうするとカーペットの上に、段ボールと毛布とフリースで作ってある猫用のパオに入っていって、「外に行きたいわけではなく、寒いからカーペットで眠りたかったんです」という感じで、申し訳ない、ごめんなさいとおもったことも、一度や二度ではない。


だから猫用おこたが来て、生活が一変した。安心してドアを閉めて眠ることができるようになったのだ。

おこたはぽかぽか。だけれども、それは本人の体温維持がしっかりとできているという前提の話。太陽はもともと体温が高い猫だった。囲っておけば、自分の体温で中の空気を暖められるくらい。

一方、もう1匹の猫は体温がもともと低いうえに体力が低下している。となると、おこただと、今の季節は、身体の芯が温まる前にのぼせてしまう気がしている。

冷えの方は、夏でも寒い。あれは体の表面は暑いけれども、なかは冷えている状態だとおもっている。また冷えている方が入浴すると、身体が芯から温まる前に、表面があたたまってつらくなる。だからのぼせても冷えている。今の猫はその状態のような気がしている。

だから湯たんぽとかカーペットとか直接体につけて温められないかと。まあさすがのあたしも、間違ってもお風呂に入れはしない、精神的なストレスになるのがわかりきっているから。


太陽君は入院に耐えられるメンタルだったけど、この猫はダメだろうな。本当に孤独が苦手。そんな太陽でも、入院中に面会に行くと、ちゃんとあたしだとわかってくれた。いつもはそんなことないのに急に触られたがったりして、やっぱり帰りたいとおもってくれているのだろうね、うれしいことでした。
入院すると、食事をしなくなってしまうのが意外だった。誰のものでも気にせず食べそうな印象がある。体調もあったけれど、やっぱり家じゃないとというメンタル的なものもあったみたい。食べないから(早めに)退院しましょうとなったこともあるし、酸素室を家に導入してよかったなあ。

散歩に行きたいというとき、思いっきり目が合っていたものね。もともとは目を合わせないようにされていたし、合わせるにしても普通はあそこまで合わせないと思う。家族だとおもってくれていたとおもうと、少し救われます。

太陽、ありがとうね。愛しているよ。

また書こう。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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