満月に、新月のイメージを軌道修正するのが好き。満月そのものは過ぎているけれど、こんなことを見つめたという話を書く。
新月は創始のエネルギー。
「新月の願い事」と称して、新月に願い事を書く人も多い。やったことはなくても「聞いたことならあるよ」という方もいらっしゃるのでは。
その新月をきっかけに意識したこと、願いをかけたこと、特に意識しなかったとしても月のエネルギーのサポートを得ておのずから始まったこと、そのあとどうするかはそれぞれ。
せっかくだから軌道修正してよい感じにしようかなと、満月に時間をつくってる。8月30日(金)が新月だった、乙女座の新月
⇒乙女座の新月は、佳き習慣をちょっとずつ身につける 2019年乙女座の新月
そして満月は9月14日、魚座の満月。
太陽はおよそ1か月かけて星座を移動するけれど、月(moon)は3日くらいで星座を変える。そして今回の満月のとき月(moon)は魚座だったのだ。
だから振り返り軌道修正したのは、今月の乙女座の新月の世界ではなく、およそ半年前、魚座の新月の世界。
一年単位で人生を創造していく。半年前の魚座の新月をスタートと考え、今回の魚座の満月が折り返し地点。振り返ったり、見つめたり、軌道修正したりする贅沢な時間。
満月の日というのも意識しつつも、満月から新月へと欠けていく月のエネルギーを借りることに重きを置いて、満月から次の新月までのどこかだったり、あるいはどことなく常に意識していたり、エネルギーで調整したり、いろいろ。
岡本翔子さんの『ムーン・マジック』(229ページ)によると、
魚座の満月に意識するのがおすすめなのは、
・感傷的になり過ぎる点を改める
・物事や人間関係を唆昧にしない
・意志が弱く状況に流されやすいところを改める
・自己陶酔をやめる
・現実逃避傾向を改める
・「だれかのために」という発想をやめる
・お金にルーズなところを改善する
魚座はスピリチュアルや創造と縁が深い。だからこそいかに現実とのバランスをとるかが重要になるらしい。
これらのなかでいい感じに学べてきているのは「よしよしいい感じ」と確認をし、おろそかになっていたり、行き詰ってしまっていたりするのは、見つめなおし、たっぷりと癒す。
ひとつひとつ見つめた。
最初、「あまりピンとこないな」とおもったものも、せっかくのチャンスなので、丁寧に見つめ、掘り下げてみる。するとおもってもみなかった発見があり、癒される。
ときにはグサっと刺される。普通「刺される」という単語を使うときは表面からだんだん内側に向かって刃が入っていくイメージがあるけれど、この場合は、なんか表面は無傷なのに、内側から刺されている感じもある。・・・長期スパンのこと見つめているからかも。
今回、上記の7つの中で、とりわけテーマかなとおもったのは「感傷的になり過ぎる」「自己陶酔」「現実逃避傾向」だった。
具体的なことを掘り下げたり、理由を見つめたり、こだわっちゃう力をエネルギーで調整して癒したりした。
具体的なことについては書かない。
なぜなら、別に自身を暴露するのは大丈夫なのだけど、それを自慢話にとられないように書くのが難しいなとおもったから。
自慢したいわけではない。あたしにとってはものすごいしこりだった。けれども見方を変えれば、これって「ない、ない、ほしい」と思っている方もいて、その方からみたら自慢話だなとおもった。すべてのことがそうなのかもね。あたしがいいなーと羨ましくおもっていることで悩まれている方もいる。
好きか嫌いかなのかもしれない。いい個性、悪い個性と決めているのも自分なのだよ。あたしは悪いに分類して、その悪い(現実)から目をそらそうと「現実逃避」したり、デフォルメしたいところだけに「自己陶酔」したり、勝手に傷ついて「感傷的」になったりしておった。
だけどそもそも、「なぜその個性が悪いんだい?」ということに行きついたのが、魚座の満月の瞑想であり、ヒーリングであり、癒しだったのだ。
好きなことを目指すか、与えられた個性を好きと受け入れてそれを活用するかは、バランスの問題であって、簡単には話せない。
ただ個性そのものはひとつの特徴であって、その前提としてまずは、自身全体を好きでいる、肯定して受け入れた状態でいることが、土台であり大切なのだとあらためて実感した魚座の満月だったのだ。
うーんしあわせ。この感覚に出逢えるときはとても満たされる。特に忘れていたときに思い出せると、ストンと肩の力が抜けた気分になる。
次の新月まで、あと2日。今一度丁寧に、魚座の満月のテーマ、意識して見つめて癒して、遊んで、慈しむのだー。
ではまた
◆臼村さおり twitter @saori_u
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