今は、二十四節気の啓蟄について書いてみる。
啓蟄(けいちつ)は土が温かくなって、冬眠していた虫が出てくる頃と言われている。
2020年は3月5日(木)~3月19日(木)頃。
養生、体の在り方や適切な健康法は、暦と大きく関係しているとおもっている。暦の影響を受けるのは人間だけではなく動物も同じ。
二十四節気の記事を再び書き始めて、この啓蟄を書き終えればちょうど一年が経つようです。
記事を再開した動機は、愛猫太陽の体調が変調したことがきっかけになったのを覚えている。
「最近暦を意識するの怠けていたよなあ」とおもったのです。今回、啓蟄を書けばちょうど一年になるのもうっすらわかっていた。
でもなんかいまいちよくわからないからと先送りにしていた。
そうしたら、いろいろな意味で大きく見て、寿命だとはおもっているけれど、太陽が亡くなった。書けていたらな。意識できていたらなおもうよ。くやしいな。
「ギリギリで」「要領よく」「効率よく」「知っている」というのは、いざというときも安定してできる力と違うのよね。少なくともあたしの場合はそうだなあ。
あたしにもっと実力あれば防げたかもだけど、これがあたしの実力。「もう少し」じゃなくて、「もっと」というのがポイント。
そしてちょっとずつでも重ねて努力していくことが、いつの日かの「もっと」。やりましょう。
「もう少し」は意識や注意でその場はしのげるけれど、「もっと」というのは底力の話。
人はそんなに急には変われない。未来で望ましい行動をとれるように、できるだけよい布石を打つように心がけたい。
この文章を数年後の自分が読みますように。
布石打てていますか? 毎日に感謝していますか? 深呼吸していますか?
そうだったらうれしい。
さて、啓蟄は、形がかわるとき。水が動き出すとき。
植物・動物ともに、自然の影響で動かされる。現象は選べない。選べるのはそれをどう扱うかということ。
ものごとにスイッチが入るときです。
陽気があふれてきて、陰陽のバランスが動きがち。上手に循環させないと、むくみや滞りになります。
のぼぜたり、イライラしたり、眠れなくなったりという方もいるようです。溜め込まない。循環させる。大きく、小さく。
寒いときに蓄積させていたものが、融点を迎え、一気に動き出す。
自分から何か動きを決める必要はないけれど、来た動きを上手に循環させることがポイントになるとき。そんな気がしています。
啓蟄については、またいつかじっくり向きあいます。自分への宿題です。
ではまた
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