2020年初の読書感想投稿 今年もいっぱい読めるといいな、そして感想を書けるといいなあ。
東野圭吾さんの小説「マスカレードホテル」(集英社)を読んだ。読んだのは昨年2019年。
東野圭吾さんの本は、ほぼ面白いから安心して読める。今回も面白く拝読したよ。
マスカレード・ホテルはシリーズもの。この1冊は男性刑事と女性ホテルウーマン二人が出会うきかっけとなった事件が描かれていた。
実はすでに同シリーズのほかの本を読んだことがあり、その本のなかではふたりはすでに息が合っていたから、この出会いの不協和音がちょっと新鮮だった。
警察に殺人予告が届き、殺人を未然に防ぐことを目的として、刑事がホテルマンになりすますことになった。ベルボーイ、客室係、フロントなどあらゆる部署。そしてフロントに配属されたのが主人公の男性刑事で、その指導を担当したのが同じく主人公のホテルウーマン。
殺人犯は誰か? その真の目的は? というのは推理小説だからもちろんここには書かない。
よかったら読んでみてください。
東野圭吾さんは本を読む習慣がない方がまず読むのにもお勧めの1冊。そしてとても著名だから本屋に彼の本が置いてないことはほぼないはず。
・・・と書きつつ、いつから偉そうに人に本を勧めるようになったのかしら?ともおもう。ただ主催している読書交換会のおかげで、本を読む習慣がついて、本を読む生活が当たり前になっているというのは確かにある。
本を読むすばらしさは日々実感している。本を読みたいのについつい読書を先送りにしていたときの悶々とした気持ちもよくわかる。だからつい勧めたくなってしまうのだ。
いま手元に同じく東野圭吾さんの「犯人のいない殺人の夜」があって、こちらも近いうちに読むつもり。楽しみ。
読んだのにまだ感想を書いていない本がこの年末年始にけっこう溜まった。忘れないうちに取り急ぎ書いてしまいたいから、「マスカレード・ホテル」についてはひとまずこの辺にしておきます。
それではまた
読書の冬
東京都豊島区池袋で読書交換会を開催しております。人にあげても差支えがない本を持ち寄り交換する読書会です。
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※今後の予定は2020年1月10日(金)夜、1月25日(土)夜です。
◆臼村さおり twitter @saori_u
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