台所の流しの前に位置する窓の向こう側で何か小さなものが動いている。ヤモリの子どもだった。ちっちゃい。しっぽが切れているから、必死で逃げたことがあったんだろうね。小さいと特にまだまだ大変だよね。
どのくらい小さいか何かで示せないかなと、カレースプーンをあててみた。
隠れた。小さいな。ヤモリはよく来るのだけど、この窓にはあまり来ない。
すぐ隣りのガス台の窓によく来ます。昨年までは猫太陽がヤモリをいち早く見つけて、ガス台の上に乗って窓を内側から叩いていました。ガスコンロが熱かったり、お湯があったりと危険なことが多いからガス台の上に乗るのは禁止にしていたのですが、それでも見つけるとすごいスピードでとんでいった。
火がついているときにガス台の上に乗ってしまったことがあって、ヒゲがチリチリにこげてしまいました。短くなったり、波打ったり。やけどはしなかったようでよかったけれど危なかった。ヒゲは半年くらい元通りになりませんでした。
きっと猫だけで留守番しているときも、よくガス台に乗っていたのだろうな。ヤモリは我が家では「太陽君のおともだち」と呼ばれていました。ヤモリにしたらともだちじゃないけど。今年はヤモリをめがける太陽がいない。不在を感じています。
季節がめぐるたびに猫のことを思い出すとおもう。記憶は薄れていくものだから、忘れないように、思い出すたびに綴っていこうと思っています。
1週間くらい前、ガス台の前に位置する窓で卵巣に卵のあるヤモリを見かけていた。「その卵が孵化したのかしら?」とおもったのだけれど、調べたら孵化には1か月半くらいかかるようです。別の卵だったのでしょう。
今まで最大で3匹までしかヤモリを見かけたことがないのですが、もっといっぱいいるのだとおもう。
この写真は、昨年撮影したもの。ヤモリが卵を抱えているがわかるかしら? あたしは昨年初めて気づきました。
そろそろキャンドル展の準備をしたいな。今年は6月18日からです。
⇒ 大豆で作った優しいキャンドルが気に入っているのだ
真夜中にガス台で蝋を溶かしているときに、目の前の窓をヤモリが闊歩しているときがよくあって、そのときはちょっと魔女っぽいなとおもうのでした。
今朝はちょっと雨模様の埼玉でした。昨日は垣根の剪定をしていて、庭側の掃除が終わっていないのだけど止んだらやることにしよう。葉っぱは濡れていると、重かったり、地面から剥がれにくかったり厄介なのですが、仕方がないですね。ひとまず剪定が終わったことを喜びます。
今週もよい週となりますように。
◆臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。
◆エネルギーサロン・タンタン
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