Eliane Elias Baubles Bangles and Beads
僕のお気に入りの曲のひとつ。
過去に多くの有名歌手がカバーしてきて歌い継がれてきた一曲。
それにしてもこの曲の原曲があのロシア・アマチュア5人組の一人として
メロディ・メーカーであったボロディンの弦楽四重奏曲第2番第二楽章だとは
知らなかった。というか完全にノーマークでした。
1800年代後半の作品なんですね。
CDは持っているので聴いていたかもしれないけど全く気づかなかった。
再度ラックからボロディンを探してきて、もう一度聴き直して、なるほどな、
と納得した始末です。
第一楽章と第三楽章(ノクターン)はあまりにも有名。
フランク・シナトラがボサノヴァ風にアレンジして以来、スタンダード・ナンバー
として欠かせない定番となりました。
イリアーヌ・イリアスのエレガントな声に纏われると、この曲のボッサとしての
軽快さと、秘めた可愛らしさが何気に引き立つと言った感じでしょうか。
この映像ではベーシストでイリアーヌのご主人でもあるマーク・ジョンソンも
その華麗な指捌きを披露しています。