『ごはん処 やよい軒』のカキフライ定食。

休日（10/26）は肌寒さはありつつも穏やかな秋晴れで
体調も取り戻して、何か美味しいものはないかと思い浮かんだのは
やはり季節的に存分に食べたくなるのが牡蠣なのだ。
それも夕飯の定食に欠かせないカキフライ定食が食べたい。

「広島産のカキ」という幟があちらこちらにお目見えし
どの店のカキをいただこうかと、その嬉しい迷い道、空腹を伴った胸の鼓動は
紛れもなく年甲斐もないような子供子供したわくわく感というもので、

やよい軒のカキフライ定食がいいという評判を聞き、
休日の午後小江戸川越を散策後西口にある店に向かう。

店内で食券を購入、それを店員さんに渡した。
ほどなくやってきたカキフライ定食は満足のいく大きさが４つ。
タルタルソースにレモンの絞り汁もある。



ひとくちいただくと
ああ…このなんともいえないアツアツ衣のサクサク感！
それとは裏腹になんとも柔らかく意外に肉厚なカキの食感。
口の中であの、広がる海のエキスが流れ出る、
潮の旨みが凝縮されている。

当然にご飯は進み、2つで一杯
あともう2つで二杯目
茶碗にご飯を詰め込む詰め込む！



牡蠣の美味しさを存分に味わい
小鉢の冷奴をつまむと
口の中の衣の油分を穏やかに
眠らせ、味噌汁を飲み干して
箸を置き、ほうじ茶で食後の余韻を楽しむ。

極上の幸福感。

心地よい満腹感で
外の寂しい夜の秋の手の方へ
惹かれていくように店を後にしたのだった。

やよい軒 川越西口店 （場所：定食・食堂 / 川越駅、本川越駅、川越市駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.5