緩くスピリチュアリティな道を生きる…TAO

いつでも自分らしく…魂の感じるままに…気づいて行く…素直に表現する…そして楽しむ…

心のルーツ。

2023-06-18 | スピ的視点
  一昨日は、親とその環境(家族)の場を選んでいるという話から…自分を理解しようとすることで、親を理解しようと出来るというような話をしていました。
自分の魂が生きるために両親を選んでいるという話。

世間では「親に似ている」とか「似ても似つかない」とか、「トンビが鷹を生んだ」とか、遺伝だとか。
ただそうではないという事です。

相対するものが無いと気づく要因にも気づかないからです。
海の中にいると自分が魚だと気づかないかも知れない。
幸せの中にいると自分の幸せが当たり前になり気づかないのです。
相対する対象に自身の価値観の基準が自分の幸不幸だとかを決めるからです。

ある意味、肉体でも……生活習慣や性格克服や価値観克服と言う意味があります。
だからその肉体の遺伝子を選んだという事でもあるのです。

親の環境に育つとその価値観が基準になります。
親の環境にいると、親の育った環境を気にしようと思わない。
親の現実の環境は知ったとしてもその時の心を知ろうとまではしない。

自分の親はただ親で、単純に親でいて欲しいと思う気持ちが自分の奥のどこかに在るからでしょうね。
自分の親を否定したくもないし、間違っていると思いたくもないし、親の本質を観たくないという気持ちもどこかに在るのでしょう。
それは自分を観るようでもあるからです。

両親が生まれた状況や育った環境を聴く事って中々ないですよね。
苦労したとか戦時中だったとかはあるかもしれないけど、
事細かく人生を分析することは無いでしょうね。
社会に出てから先輩や上司には武勇伝のように同じ話を何度も聴いたことはあるけど (^^;)

親は当然のように親だと思ってしまっている。
言葉おかしいですか?
親だって子供の時もあって、親に育ててもらって、
どんな風に育ってきたかなんてあまり気にした事ないでしょうね。
親は自分の親と言う概念から始まってるだけと言う概念?

そして親のルーツを知る事はしても親の「心のルーツ」を知ろうとはしない。
ただこういう性格だと知ってるだけかも知れない。
その性格がどういう成り立ちで作られてきたかなんて、
そんなに親に興味がないかも知れない。

ただ「偏屈おやじだ」とかで終わってしまうのはどうなんだろう。
ただの優しいお父さんと思うのもどうでしょう。
父と母の関係って、自分が結婚して子供をもって初めて理解が出来る事もあります。

私は幼い時めちゃ父親っこだったんです。
父親と同じ名前の人と結婚したかったと単純な (^^;)
でも小学校ぐらいになるにつれて父親は大きくなっていく子供との接し方があまり分からなかったんでしょう、
子供はどんどん外の世界にいくし、母親との関わりで事が済むからだったかも知れません。
父親も仕事は真面目でしたけどお休みの日はゴルフや釣りといった趣味が多い人だったのでどんどん私と接する時間は少なくなりました。
もちろん晩ご飯は一緒でしたが、その時に心を通わす会話などなかったしね。

それも父親のせいでもなく、私のせいでもなく。
父親とその両親との関わりの影響も絡んでるんでしょう。

実際私も子供を持つようになって、体力を使って関わるのは幼い時で、大きくなるにつれて心の関りが多くなるから普段の朝から晩までの洞察が余計に関わってくる時期なので、仕事ばかりしている主人には中々普段の子供の心理と関わる時間が少なくなります。

子供を育てるのって、健康を考えたり勉強させるだけではない。
それも重要だけど、どれだけ心を交わしたかも大事かなと。

一生懸命に目の前の事に向き合って人生やっているとあっという間にそんな時期は終わっているのが普通で、親とも子供とも。
そのまま来るのが当たり前だと思っている人が多いでしょうが、
どこか心を置き忘れていたり、
我を振り返る事をしないでいたり、
それでもどこかで心と向き合わないといけない時もやってきます。
そうしなかった時期を後悔しても無駄な事。

それでも話を聴いたりして理解してあげる事は出来ます。
親の生活習慣や病気、それが認知症であってもです、性格や価値観を知るだけでも理解へ進みます。

親を理解する事は自分の心のルーツを知る事にもなる。
数日前に親離れ子離れという記事を数日にわたって書いていますが、
今孫に関わっているとか、親の介護をしているとかと言う人は、その繋がりや関りを通して心のルーツを知る課題かも知れません。

その機会すらあったのに逃した人はまだ自分の壁を壊せないでいるかも知れません。
それは理解の壁なのか、病気や痛みの壁となっているのか (^.^)




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