強い日差に、ランタナの実
6月24日、強い日差しに強い風。
なんだか梅雨明けしそうな空だ。
昨日から、もうすでに暑い!
午後から、姉たちが来るというので、
エブリさんは、この暑い中、街歩きへ。(^-^;
車で駅へ送る。
夕飯に美味しいものを買ってきてくれるとのこと。
ヤッタ~な、気持ちで。。
先日のお四国さん巡りのメモメモ。
6月9日晴れ。
石手寺で石の不思議な余韻を持ちつつ。。
第50番繁多寺から第49番浄土寺、第48番西林寺の札所を巡って、
松山インターチェンジから高速道路に乗り、坂出駅に向かった。
第50番繁多寺、第49番浄土寺、第48番西林寺
第50番札所 東山 瑠璃光院 繁多寺
山門
緑美しい山門
山門への石段が、とても綺麗にお掃除されていた。
掃き清められた美しい境内。
清々しい緑、
境内を見渡しつつ本堂へ。。。
本堂(拝)
鐘楼 大師堂
こちらでは、女性の方が何度も何度も丁寧にお参りをされていた。
毎日のように来られているようなご様子だった。
白壁に濃いピンク色のサツキツツジ。
日差しを受けて光る甍の波の屋根瓦。
緑のシャッポを被ったような公衆電話ボックス。
大師像 鳥居の向こうに歓喜天堂
神仏習合の名残だろうか?
お寺の境内に鳥居があり、その向こうに歓喜天堂。
境内のどこを見渡しても美しい繁多寺。
ご詠歌
よろずこそ 繁多なりとも 怠らず
諸病なかれと 望み祈れよ
第49番札所 西林山 三蔵院 浄土寺
浄土寺 仁王門
仁王門前の桜木は、緑色の花びらの「御衣黄桜」名札が掛かっていた。
4月の中頃は、満開の花で迎えてくれるらしい。
浄土寺案内板
迫力ある阿吽の仁王像。
仁王様の前に「願いの千羽鶴」がいっぱい掛けられていた。
仁王門をくぐり、クチナシの白い花咲く石段を上る。
石段を上がり切ったところに、俳句ポストがあり、
その横に正岡子規の句碑。
「霜月の 空也は骨に 生きにける」
石段を上がれば、前方に阿弥陀堂、本堂、大師堂が並ぶ。
本堂(拝)
1482年に再建されて500年もの歴史ある本堂。
本堂の向って右陣に空也上人立像が安置されているそうだ。
子規の俳句に詠まれていた空也。
京都の六波羅蜜寺で拝顔した、あの空也像がここにも。
「南無阿弥陀仏」を唱えると、
ひと言ひと言が小さな仏様となって口からでるお姿。
教科書にも載っていた空也像は、未だに記憶にある。
こちらの浄土寺にも仏足石が。
仏足の彫られた石とその周りを囲む石の色に違いが??
不思議な仏足石。
御衣黄桜の花を見ることが出来なかったが、
空也上人ゆかりの浄土寺。
この六月の晴れた日、
あの空也上人の浄土寺にお参りできた。
御詠歌:
十悪の わが身をわが身を 棄てずそのままに
浄土の寺へ まいりこそすれ
第48番札所 清滝山 安養院 西林寺
西林寺 仁王門
ここ西林寺の仁王門の横にも
またまた正岡子規の句碑がある。
「秋風や 高井のていれぎ 三津の鯛」
やはりここは、松山市。
今日巡拝したどの札所にも子規の句碑が。。
西林寺は、松山市高井にある。
門前は、小川が流れ橋が架かっている。
境内側から橋を見る
句碑の「ていれぎ」は刺し身のツマに使われる水草のことなんだと。
和名オオバタネツケバナの松山地方での方言名。
清流に自生し、松山市の天然記念物。
ていれぎも、またまた初めて知った。
この西林寺門前の小川にも自生していたようだ。
仁王門からの境内
金剛力士像の阿吽像
本堂(拝)
鐘楼
岡田包城の句碑
「炎天を 来しお遍路尓 塩乞磐連(しおこわれ)」
軒先のスズメ
6月9日、この日もけっこう暑かった。
この日予定の札所巡拝は、西林寺まで。
仁王門の脇にあった特産檜造りのベンチにしばらく腰をおろした。
境内のスズメの声を聴きながら。。
仁王門前の川からの風が心地いい。
ご詠歌
弥陀仏の 世界を尋ね 行きたくば
西の林の 寺に詣れよ
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