エスパー魔美のDVD-BOX上巻を購入。上巻には第1話から第60話までと、封入特典のコロコロパック音源復刻版、それから植田佳奈が歌う「テレポーテーション-恋の未確認-」などが収録されているトリビュートCDが入っています。
とりあえず4話まで視聴しました。4話まではイントロダクションみたいなものなので話としてどうこうということも無いんですけど、懐かしさが半分、普通に面白いのが半分くらいでしょうか。今観るとさすがに古臭い面もありますが、観る側としてもそういうものだという意識があるので、純粋に良い部分だけを楽しむことができるのが昔の作品のいいところですかね。派手さは無いものの、細かい描写が上手いなという感じです。
魔美がヌードモデルをしていることはよく知られていますけど、パンチラしまくっているところとか、2話の真美のスカートがドアに挟まるシーンとか、微妙なエロティシズムがいいいですね。これを今の感覚で作ろうとしても、遠慮しすぎるかあざとくなりすぎるか、なかなか難しいと思います。
やっぱり時代の空気というのは存在していて、懐古趣味というのとは違うのですが、私自身80年代を子供として過ごしたということもあり、子供の頃に観ていた感覚と、今大人として観る感覚の両方を知っているということは作品を鑑賞する上でとても大きな意味を持っていると思います。
たとえば「おジャ魔女どれみ」シリーズは私も大好きですが、それはあくまでも大人の視点からしか観ていませんので、わかったような顔をしたり、穿った見方をしたり、どこまで純粋に楽しめているのかということについては自信が無かったりします。逆に子供の頃に観た記憶だけだと美化されやすいですが、実際どうだったかということについてはあやふやなので語りようもなくなってしまいます。
そんなわけで、子供の頃好きだった作品が復刻されるというのは幸せなことなのだと、改めて感じました。
そのほかの細々としたところですが、次回予告が入っていないのは残念ですけど、アイキャッチとエンディングも(27話までですが)入っていないので1話がやたら長く感じます。
植田佳奈の歌はまあ良いんじゃないでしょうか。歌を聞いたのは初めてですが、良い意味で声優的な歌い方でした。アレンジや歌い方は違いますが、これはこれで悪くないですかね。何でこれが入っているのかは不明ですけど。
下巻は12月8日発売。とりあえず予約はしました。しかしそれまでに上巻を観切ることは難しそうです。他にもたまっているDVDあるしなぁ。
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