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 行ってきました東京ドーム。毎度不安定な投球でファンの不安を煽り立てる小松ですが、今日は調子よくスイスイと投げ、見事に連敗を4で止めてくれました。私が東京ドームで観戦した試合でカープが勝ったのは初めてですよ!

チーム 123456789
カープ
0
1
0
0
0
0
0
1
0
2
ジャイアンツ
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1




 先発の小松は7回79球を投げて、6安打1死球3奪三振で1失点(自責点0)。いつもはランナーを溜めまくりながらもなんとか抑えるという展開が多いのですが、今日は切れのいいストレートがうまく決まり、あまり危なげなく投げていましたね。ジャイアンツの早打ちもあって、球数も少なく済みました。これで2勝目です。
 球速は140km/h前半ですし、これと言った変化球も無く、コントロールもアバウト。正直まだまだ課題は多いのですが、それでもこれだけ抑えられるのは、ボールの切れと気持ちの強さでしょうかね。小松のローテ入りはちょっと早いかとも思っていたのですが、実際に見てみると、期待をかけたくなるのもよくわかります(今日が特別良かったという可能性もありますけどね)。これから技術面やフィジカル面が強化されてくれば、数年後には本格派の投手として開花するかもしれませんね。

 打線は9安打2四球2盗塁で2得点。かろうじて小松を勝ち投手にしてあげることはできましたけど、もう少し楽な試合展開にすることもできたと思います。もう2、3点余計に取れていれば、球数の少なかった小松の完投もあったかもしれません。
 先制は梵のソロホームラン。入場がちょっと遅くなって席を探しているときだったのできちんとは見られなかったのですが、2階席に届くかという大きな当りでした。また、9回のヒットから、2連続盗塁で一気に3塁まで進んだのもお見事でした。梵の場合、右打ちとかケースバッティングとか気にせずに、自分のバッティングを追及した方が良いと思いますね。
 8回の勝ち越し点は、嶋、赤松、東出の3連打によるもの。代打嶋が出てきたときには球場内に微妙な空気が漂ったのですが、1塁線を破る2ベースできっちりとチャンスメイクしてくれました。勝ち越しタイムリーの東出はそれまで3打数無安打でしたが、それまでもいい感じで打つことができていましたね。

 で、見ていて打てる気が全然しなかったのが、3番フィリップスと、5番マクレーンと、8番倉ですね。
 今日4タコのマクレーンは、セ・リーグ再開後の成績が18打数3安打2四球で9三振。フィリップスの加入で奮起してくれるかと思いきや、調子は下降線ですね。フィリップスの調子にもよりますが、このままだとスタメン起用は厳しいかもしれませんね。
 久しぶりにスタメンマスクの倉は3打数無安打。8番ですし、ヒットが出ないこと自体はいいのですが、2回表は1死1塁からのエンドランを空振りして廣瀬盗塁死→三振、5回表は無死1塁から空振り三振。後ろが投手の小松だったとはいえ、これらの場面で少なくとも進塁打でも打てれば良かったんですけどね。
 フィリップスは高橋尚に全然タイミングが合っていませんでした。まだ来日2試合目ですから多くを求めるのは酷なのですが、シーズンももう半ばですし、早めに調子を上げてもらわないと困りますね。3番サードにすんなりと収まってくれるとありがたいのですが。

 明日の先発は中5日のルイスでしょうか。ルイスの調子は上がってきていますし、ジャイアンツ戦も相性は良いです。きちんと先発の役目は果たしてくれると思いますので、後は低調な打線がどれだけ点を取れるかですね。フィリップスなりマクレーンなりが活躍してくれないと、なかなか大量得点には至らないと思います。なんとか奮起してもらいたいものですね。




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