Might and Magic 冒険記その3

　Bクイーンアイドルの在り処がどうしてもわからないので、攻略サイト様の知恵を拝借することにします。

・DASTARDさん
・ピンクのこつぶさん
・要にんたい・要えいごさん
・Something about Might and Magic さん
・Pwered and Pubblowered by Punchinello Page Pavientsky Pieさん

　いやまあ、こんなに沢山参照することもなかったのですが、それぞれ取り扱っているのがオリジナル版だったりPC98版だったりファミコン版だったりして、細かいところが若干異なっているんですよね。まんまPCエンジン版を扱っているところが無かったので（PCエンジン版のMight and Magic III ならあったのですが）、あちらこちらを総合的に参考にさせていただきました。

　機種によって洞窟の名前に若干の違いがあるため少し混乱しましたが、Bクイーンアイドルの在り処はすぐにわかりました。うーん、ここ、かなり序盤のうちに訪れた場所だったなぁ。
　テレポートの呪文でガンガンショートカットして、壁にクイーンの絵が描かれている場所に到達し、そこで“Bクイーンアイドル”を無事に入手することができました。やれやれ、どっこいですよ。

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　Black とWhite、ふたつのクイーンアイドルを持ってオグの元へ。これまでは門前払いしていたオグが、ようやくまともに話をしてくれました。



　ここで謎かけです。でもまあ、この答えは割とシンプルですね。



　オグの問いかけに答えて、これで最後の称号である騎士の称号を得ることができました。
　この後オグには、デューム城の中心に囚われている囚人を見つけ出すよう言われます。それは6つの城の囚人解放クエストとはまた別な囚人なのですが、その人はもう解放済みです。なのでさっさとアストラルプレーンへと向かうことにします。

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　アストラルプレーンへ移動して、最後の扉を開きます。



　カードキーを使って中に入ると、そこから先はアニメーションシーンで進行していきます。



　一同は光り輝く壁に囲まれた部屋へと入ります。

「よくぞここまで辿り着いた、勇者たちよ」

　その言葉は、パーティーのメンバーである、アスラ・フロストの口から発せられれたものでした。



　うろたえるパーティーを鎮めるように、アスラは言葉を繋ぎます。どうやらアスラの精神波長が彼らに最も近いので、しばらくアスラの身体を借りて、勇者たちに更なる道標を示そうというのです。
　アスラの口を借りて伝えられた言葉によれば、彼らは銀河地平とも彼岸ともいうべき場所に住むもの。そして、この世界の創造主でもあるそうです。彼らはこの世界を創造するときにまずプラスとマイナスの力、つまり善と悪という相反する、しかしながらバランスの取れた力を作り出しました。そしてそれらは運命付けられた運命によって、無限の衝突と融合、創造と破壊とを続けるはずでした。しかしマイナスの因子、闇の要素が予定外に増殖したため、この世界を闇で覆い隠そうとしているのです。今回の騒動の主因となったシェルテムもその闇の要素のひとつだそうですが、選ばれし者を導くために“創造主”に操られていただけだったそうです。
　世界のバランスが崩れてきた今、このままでは天秤が崩壊し、この宇宙は破滅してしまうでしょう。ですから光を司る勇者たちに、世界のバランスを取りもどすために、最後の扉へと向かうよう、この“創造主”は促します。

　しかしそれを聞いていたリラが、“創造主”に異議を唱えます。



　光と闇のバランスを取るためだと言うのなら、もし世の中が平和で皆が幸せになったら、あなたたちは一体どうするの？　今度は闇の力を増やして、不幸をばら撒いて、その天秤のバランスを取ろうとするんじゃないの？　悪人だって、いい人だって、みんな一生懸命に生きているのに、そんな勝手なことは許さない！



　「答えなさいよ！　答えてってば！」



　しかし、リラの叫びには何の答えも返らないまま、エンドクレジットに突入してしまうのでありました。

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　というわけで、終了ー。いやー、10年来の宿題を、ようやくこなすことができましたよ。

　他機種版ではこの後、「Might and Magic book II」へ繋がっていくようですが、PCエンジン版はここでおしまいです。エンディングのあっさりさは「Might and Magic」シリーズならではですが、創造主に逆らってみたりしているのはPCエンジン版のオリジナルですかね。エンディング後も冒険が続けられるかと思ったのですが、エンドクレジットの後、何の反応も示さずフリーズしてしまったのはちょっと残念でした。スコアの表示もありませんしね。

　実際のプレイは10数年前なので記憶もおぼろげなのですが、やっぱりこのゲームは、「マッピングが超楽しい」ということに尽きると思います。敵は強いし、量も多いし、何をやればいいのかよくわからないし、挫折する要素満載でありながら（そして実際に何度か挫折しながら）、攻略本や攻略サイトの助け無しで9割方のクエストをこなすことができたのは、探索すること自体が楽しかったからに他なりません。壁に体当たりしたりクルクルと方向を変えたりしながら、山あり森あり海あり砂漠ありのだだっ広い世界を隅から隅まで歩き回るのは、さながら世界一周の観光旅行のようでもありました。
　「Might and Magic VI」の序盤で、ニューソーピガルの周囲にいるゴブリンの大群の攻撃に耐えられたのも、この「Might and Magic」のおかげかもしれません。「Might and Magic」で鍛えられたおかげで、大概のゲームは頑張ればクリアできるという自信みたいなものも得られましたね。

　今回は序盤ではあまりストーリーに頓着していなかった上に、10数年のブランクがあったということもありますので、できればきちんと話を追いながらプレイし直したいという気持ちもありますね。ただ、他のゲームもありますし、時間も随分掛かるでしょうから、当分は無理そうです。また10年くらい先に、機会があればということにしたいと思います。

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＜余談＞



　キャラクターの最終レベルは70～88でした。冒頭にもリンクを貼ったP and P by PPPPさんのところでは、11～13レベルくらいでクリアしています。もしかしたらPCエンジン版はレベルが上がりやすいという可能性もありますが、異常なほどの高レベルと言えるでしょうね。
　これもすべて、囚人解放の謎解きとBクイーンアイドルの発見ができなかった過去の私が、必死こいて方々を探索しまくった結果なんですけどね。よく頑張った、過去の私。



　それから、気がついたらアスラの年齢が101歳になっていました。アスラは初期状態で既に71歳なのですが、それにしても歳を喰いすぎです。他の人はみんな初期値から変わっていないのに、なんでアスラばっかり加齢していったんだろう？　そういう呪文でもあったのかな？
　他機種であれば加齢によるペナルティがあり、場合によっては死んじゃったりもするらしいのですが、キャラ固定のPCエンジン版ではどうやらそういうことは無いようですね。