新型コロナの影響で開幕が大きくずれ込んだプロ野球ですが、2か月半遅れでようやく開幕しました。
今日はずっと雨が降り続いていたので中止になるかと思っていたのですが、なんとか決行。開幕戦なのに加えて、スケジュールに余裕がないため、無理やり決行した感じでしょうかね。
そんな悪コンディションの中でしたが、開幕投手の大瀬良が丁寧なピッチングで完投勝利。打ってもホームランを含む2安打3打点と大暴れし、最高のスタートを切ることができました。うっかりしていたのですが、今日、TVK で中継があることを思い出せて良かった……。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| カープ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 2
| 0
| 0
| 0
| 3
| 5
| ベイスターズ
| 0
| 1
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 1
|
今日の最大の功労者は、なんと言っても大瀬良ですね。
投げては116球を投げて4安打1四球で1失点完投勝利。失投も無いわけではありませんでしたし、けして本調子という感じではなかったのですが、雨の降りしきる中、とても丁寧に投げていたという印象ですね。ベイスターズの早打ちに助けられて、球数がかさまなかったのも助かりました。
投のハイライトは、1点リードで迎えた8回の裏。1死3塁のピンチで代打オースティンに痛烈な当たりを打たれたのですが、その回から入っていたサード三好が好捕して、三塁ランナーを本塁で刺し、同点のピンチをしのぎ切りました。リードしながらなかなか追加点を奪えなかったので、ここで同点に追いつかれていたらゲームはどうなっていたかわからなかったところです。
打つ方でも活躍した大瀬良は、5回に同点に追いつくタイムリーを放つと、9回には試合を決めるまさかの2ラン。あと、得点にはつながりませんでしたが、犠打もひとつ決めています。まあ、この3打点はたまたまとしか言いようがないと思うのですが、どちらも試合展開上、とても重要な得点となりました。
打線全体では、11安打1四球で5得点。もうちょっと点を取っても良かったかなと思わないでもないですが、今永相手にこの結果は充分な戦果でしょうね。
今永には5回で2得点でしたが、よく粘って雨の中93球を投げさせて早目に降板させたことで、カープが主導権を握り続けることに繋がったかと思います。大瀬良が球数少なくすいすい投げられたのとは好対照でしたね。
他に目立ったのは、ホームランを含む3安打を放ったピレラ。練習試合からの好調を維持していますね。あんまり試合を見られていないのでどういう選手なのか把握しきれていないのですが、打つ方に関しては期待できそうですね。レフトでは高橋大も見たいんだけどなぁ。
それからもう一人は8番に入っていた田中。3ベースと2ベースの2本の長打を放ちました。昨年はケガもあって不本意なシーズンとなりましたが、田中が本来の力を発揮できるかどうかが今年のカープ打線のキーになってくるかと思います。今は8番ですけど、やっぱりできれば上位打線でチームを引っ張っていってほしいですね。
いやー、正直ここ数か月はあんまり野球のことは考えていなかったんですよね。いつ開幕するかもわからないし、カープはオープン戦から大型連敗をぶちかましていたりしましたし。
でもやっぱり、試合観ると燃えますわー。一球ごとに、「打て、打て、打て」と念じたり、「抑えろ、抑えろ、抑えろ」と祈ったり、ワクワクとドキドキが止まりませんよ。
明日の先発は床田。練習試合ではいまいちピりっとしなかったので、本番ではキッチリ投げてほしいですね。そろそろプロスペクトは卒業して、堂々たるローテ投手になってもらいたいと思います。
あと堂林。せっかくいい感じで来ていたのに、シーズンで打たんでどないすんねん。今年こそは期待しているんだけどなぁ……。
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