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 「Heroes of Might and Magic」のStandard Scenario、「The Jester」をプレイしました。



The Jester


Surrounded, outmatched, and undersupplied. Can you survive the Jester?





 マップのSize はSmall、Difficulty はTough。Game Difficulty はHard、Opponents は3人ともGeniusで、King of the Hill はなし。Difficulty Rating は120%となります。



 本拠地はマップのほぼ中央やや南にある、Warlock の城。ここまでプレイしてきたシナリオには結構多かったのですが、他の3国も近くにあったりするんですかね。サイズもSmall だしなぁ。急がないとやばいのかもしれません。そんなときに、初動が遅れがちなWarlock を引いちゃったのはちょっと痛いかも。
 でも、本拠地のすぐ近くに、Lightning の呪文を習得することができるShrine がありました。これ、便利かも。有効利用しようっと。

 本拠地から伸びているルートは3方向。南西と南東には普通の道っぽいものが伸びており、北には砂漠があります。
 マップ中央に各軍勢の本拠地が集中しているような配置かと勝手に思っていたのですが、南西にはYellow が、南東にはGreen のHero がちらちらと見え隠れしています。もしかして、北にはRed がいて、こちらを3方から包囲するような形になっているんですかね? シナリオの解説によれば、「包囲されて不利な状況にあるけど、生き延びることができるかな?」みたいなことが書かれていますので、このシナリオではスタートする場所は固定なのかもしれませんね。



 南西と南東の通路はDruid が、北の砂漠はGine が塞いでいます。Druid がいる間はしばらくは大丈夫かと思い、まずは南東方向へと攻め込んでいきます。Druid を倒し、近くにいたGreen のHero も撃破。そのすぐ先にGreen のBarbarian の城がありましたので、そのまま一気に攻撃。軍勢はそこそこでしたけど、Hero 不在だったので割とあっさり攻略することができました。

 Green の軍勢はそんなに強くなかったけど、城はかなり開発されていたし、未雇用のCreature もかなり溜まっていました。開発に金をかけすぎて、雇用まで至らなかったのかしらん。Troll やOgre などの強めのCreature をありがたく利用させてもらうことにしましょう。

 城は奪ったものの、Green のHero が一人、すり抜けるようにこちらの本拠地に向かっていきました。本拠地には対応可能なHero は不在でしたので、城で雇えるだけのCreature をかき集めて迎撃しようと思ったのですが、敵は城攻めを諦めて辺りの鉱山を荒らし始めました。放っておいても1週間で滅亡するはずですが、資源の供給が途絶えるのは困るので、主力軍で引き返してそいつを倒し、これでGreen は滅亡です。早いな。さすがはSmall。



 Green の滅亡と時を同じくして、Yellow がDruid を倒してこちらの本拠地に迫ってきました。主力軍は少し離れたところにいたのですが、城の残存部隊で何とかこれを撃退します。
 Yellow がGreen と同じような感じだとしたら、速攻で潰してしまうに限ります。Warlock の城で主力軍を増強して、南西にあるYellow の陣地に攻め込んでいきます。毎ターンのようにYellow のHero が襲い掛かってきますが、討ちもらしの無いようにゆっくりと進みながら、Yellow のSorceress の城の目の前までやってきます。
 移動力の関係で、城か、Hero か、どちらか片方しか攻撃できなかったので、まずは城を攻撃し、これを落城させます。するとひとり残されたYellow のHero は、こちらの本拠地へと向かってしまいました。ああ、避けようと思っていたのに、またこの形になっちゃった。

 8 Druids だけをSorceress の城に留守番として残し、主力軍はまた本拠地へと引き返します。まあ、残存部隊だけでも何とか撃退できそうかなー、と思いきや、今度はRed までもが攻め寄せてきてしまいました。それも、砂漠を抜けて陸路からやってくる連中と、船に乗って南東のBarbarian の城付近に乗り込んでくる連中の、二面作戦です。
 南東に来た敵軍はあまり強くなかったので、間に合わせのBarbarian 軍だけで何とか撃退。しかし北からやってきたHero がRed の主力らしく、かなり多くの軍を率いているようです。Knight だからということもあるでしょうけど、ちょっと差があり過ぎない? 資金や資源の初期設定に相当の差がないと、こうはならないような気もしますけどね。

 とりえあえず、Yellow のHero は城の残存部隊によって撃退し、Yellow は滅亡。しかし更なるRed の攻撃には耐え切れず、本拠地が落城してしまいました。
 ようやく追いついてきた主力軍によっていったんは城を奪い返しますが、敵のド本命部隊と激突したウチの主力は、城の防御効果もありながら敗北してしまいました。Artifact の効果でしょうけど、敵Hero のKnowledge Skill が11とかいう数字になっていて、Blind を掛けまくられちゃったんですよね。必死に打ち消していましたけど、呪文の弾の数に違いがありすぎました。粘っていたんだけど、長期戦になると辛いですね。



 さーて、ちょっとやばい形勢ですかね。ただ、本拠地とは言え、Warlock の城はあんまり開発が進んでいませんでしたので、Green とYellow の旧領からの捲土重来を期すことにしましょうか。

 Red の主力は南西方面に進軍してきましたので、まずはSorceress の城で軍を整えます。しかしながらそのRed のHero、能力値は高いけれどもほとんど軍勢を率いていなかったため、あっさりと撃退することに成功しました。ついでに敵Hero が持っていたArtifact もたくさん入手。Artifact の力でKnowledge が+9されたので、これで呪文は使い放題ですよ。

 これに気をよくして、Sorceress の軍を増強して、本拠地奪回を奪回すべく進軍。途中、これまで放置していた中立のCreature が守る鉱山を支配下に置きながら、Warlock の城に迫ります。
 Warlock の城を守るのは、2 Hydras。あれ? 随分少ないなぁ。敵軍はどこに行ったんだろう?
 まあ、敵が少ないのはありがたいことで、さほどの苦労もなくWarlock の城を奪回することに成功しました。やれやれ。



 ここからしばらくは、Red の攻撃を耐える時間帯。中央にも南東にも、Red のHero は続々と押し寄せてきます。
 Barbarian の城の東岸には、Red のHero が乗ってきた船が、大量に打ち捨てられていますよ。つまり、ここにある船の数だけRed のHero がやってきたということです。どんだけだよ。



 このままでは埒があかないので、敵の攻撃が緩くなったところを見計らって、探索も兼ねて主力軍で北方の砂漠地帯へと乗り出してみることにします。
 敵を倒しながらのろのろと砂漠を縦断していくと、その先にはRed のKnight の城がありました。ここがRed の本拠地ですね。
 さすがに守備軍の数は多かったのですが、Hero 不在だったこともあり、なんとか攻略。これでどうにか先が見えましたかね。やれやれ。

 しかしながら、Red の勢いは全く留まるところを知らなかったのでありました。
 Knight の城からさらに東西北の3方向にルートが延びていますので、まだ奥のほうにも城があるようですね。可能な範囲で調べてみたところ、東にはSorceress の城が。ここから船が出て、南東を攻めているようです。西はBarbarian の街が。城ではないので、といあえずは優先順位は低めですかね。北は不明だけど、何かあるんだろうなぁ。




 一応城の数はこちらの方が上ですね。ただ収入面では敵の方が上なので、そこを逆転できればいいんですけどね。
 
 しばらくは我慢の戦い。Knight の城やBarbarian の城に頻繁に敵Hero が襲いかかってくるので、城も留守にできないし、軍勢も削られるし、なかなか攻めていくような陽気にはなりません。そもそも東にあるSorceress の城との距離が近過ぎるということに加えて、敵はDimension Door を使ってピョンピョン飛び回るので、主力Hero 一人だけではとても対処できないんですよね。

 すぐに敵に狩られちゃうのですが、それでも斥候を放ってあちらこちらの探索を進めたところ、Knight の城の北には街はなかったけど、代わりに金鉱が3つあるようです。敵の隙をうかがいながら何とかその3つを押さえたことで、どうにか資金繰りが安定してきました。ついでに、戦っている内に敵の軍勢もだんだんしょぼくなってきましたしね。
 最前線がこらえている間に、遠く離れたSorceress の城で軍勢を蓄えて前線に到着。これでようやく攻撃態勢が整いました。Sorceress とKnight とWarlock の混成部隊というよくわからない軍勢で東のSorceress の城を撃破することに成功しました。

 ここまでくればあとわずか。敵Hero が防御の薄くなっていたKnight の城に迫ってきましたが、覚えたてのDimensiion Door で主力Hero が引き返してこれを撃退。そのまま西にあるBarbarian の城へと攻め寄せます。
 Red の最後の砦にはいつのまにか城が建設されていましたが、もう物の数ではありません。毎ターンのようにやってくる敵Hero を蹴散らしながら進軍し、城は落城。これにてシナリオクリアとなりました。





 日数は66日、スコアは164点、Rank はPaladin でした。最高ランクであろうDragon には、200点くらい必要になってくるんですかね。
 かなり長く戦っていたような気がしたんですけど、それほどの日数でもありませんでしたね。マップが狭かったですからね。
 今回は3方から一方的に攻められるというマップだったので、おそらく敵同士の戦いはなかったんじゃないかと思います。それなら、最初からKing of hill でもつけておけば、もっとスコアも高くなってたんですけどねー。

 このシナリオはさすがにTough だけあって、かなり大変でしたね。しかも初期軍勢がWarlock だったので、最序盤はまだしも、中盤はなかなか強いCreature を出せずに苦労しました。マップ南部にGem の鉱山がなかったので、Minotaur の雇用施設を作れなかったんですよね。結局、Green やYellow が遺してくれた、Barbarian やSorceress の軍勢に頼ることになってしまいました。やっぱりWarlock は難しいですね。



 ここまでプレイしてみて、1番使い易い軍勢はSorceress じゃないかと思います。何と言っても、Elf、Druid と、使い易い射撃Creature が2枚いるのが心強い。Sprite の反撃を喰らわない能力も地味に便利ですし、Dwarf のタフさとUnicorn の攻撃力も頼りになります。Phenix は以降のシリーズではひ弱さが目立つのですが、このゲームではDragon に次ぐ堂々のNo.2。安さとスピードがありますので、Dragon よりもコストパフォーマンスは上ではないかと思います。とにかく射撃、飛行、肉弾Creature のバランスがすごく良く、欠点の少ない軍勢となっています。

 2番目はBarbarian でしょうか。ここもOrc、Troll と射撃Creature が2枚いるのが嬉しいところ。ただ、飛行Creature がいないところと、全体的に防御力が弱くて案外死にやすいのが難点ですね。特にWolfですけど、Speed が早くて2回攻撃ができるので、攻撃の要になって欲しいところなのですが、防御力が弱すぎてすぐにボロボロにされてしまいます。そのイメージとは逆に、こちらからガンガン攻めるよりは、射撃で削りながら、近づいてきた敵をみんなでボコるという戦い方の方が向いているような気がしますね。

 3番目はWarlock。最強Creature であるDragon を始め、基本的なスペックはみんな高いのですが、とにかくコスト高なのでどうしても序盤から中盤にかけて軍を整えるのが遅くなってしまいます。以降のシリーズには存在しているのですが、このゲームにはまだ資源を売買することができる市場が登場していないので、資金や資源のやり繰りができないというのもWarlock にとってはキツいところ。市場さえあれば、Warlock は最強候補にも顔を出せると思うんですけどね。

 最下位はKnight。やっぱりArcher 以外みんな肉弾Creature ばかりというのは厳しいですね。防御力が高いので相手にすると結構面倒ではあるのですが、自分で使うときには結局消耗戦になりがちなのが辛いところ。価格は安いけど、毎週の雇用数は決まっているので、必ずしも大軍勢を組織できるわけでもありませんしね。Knight 最強のPaladin でさえ絶対的な存在ではないので、さっさとどこか別な城を落として他の軍勢のCreature を雇用するようにしないと話にならないでしょう。





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