第2話は「N.YのMAHO堂 ももこのないしょ」。第1話で出番のなかったももことおんぷがの、ニューヨークどたばた珍道中(ちょっと嘘)。
冒頭でいきなり第3話への伏線を張るあいこ。この辺知らずに視聴していて、次回予告で「あー」とか思えると面白いんですけどね。DVDで初めて観たとき、このシーンはまったく意識しなかったような気が……。
バザーに出品するブラウニーを決めるためのクラス内品評会でズルをしてしまうメアリー。
おんぷ「ふーん。やっぱりメアリーって、アメリカの玉木さんね」
いやいや、玉木ってそんなに悪どいことしてないでしょ? 基本的にルールは曲げないっていうか、むしろ杓子定規にきまりを守って顰蹙を買うタイプだと思うのですが。とか言いつつ、似たような玉木のエピソードもあったような、なかったような……。素で出てこないあたり、まだまだ私も修行が足りないようです。
物語のメインになるのはももこの昔話。まあいい話ではあるんですけど、この過去話は正直なところ、ちょっと薄いかなという感じがします。キャラとして既に確立されていたのが、ももこと、玉木コンパチのメアリーくらいで、ベスもサチコもマジョモンローもテレビシリーズでは十分に描かれてはいませんでした。そのため、1話分の尺で、現在のおんぷとかの描写も入れなくてはいけないことから、新たなキャラの掘り下げを行うことができず、あまりディープな話にできなかったのかなと思います。実際、メアリー以外のクラスメイトの扱いは大分適当でしたし。マジョモンローも含めて、ニューヨーク関連の人たちを出演させることが精一杯で、ニューヨークならではの(というか、ナ・イ・ショならではの)物語を作るまでには至らなかったのではないでしょうか。
おんぷもニューヨークにいたわけですが、物語的にはあんまり重要じゃないです。まあ、1話のはづきとあいこよりは活躍しましたし、おんぷとももこの友達を絡めてもあんまり話は膨らまないと思うので、それはそれで正解だったでしょう。ラストの演出は意味不明ですけど。
ところで、次回放送は7月26日って、どういうことっすか? 勢いあまってDVDで第3話観ちゃったよ。
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