きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

これからの季節を迎えるにあたり

2023年09月20日 | CORONA
9月半ばを過ぎたというのに、まだ暑い日が続いていますが、「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、そろそろ涼しくなってくるでしょう。

報道もされていますが、コロナやインフルエンザが流行しています。
職場でも、患者さんや職員で発熱している人のなかには、これらのウィルスに感染している人も散見されています。

ご自分がいつ、最後にワクチン接種をしたかを思い出してください。
新型コロナワクチンは、2価ワクチンでしたか?



人によって抗体価の持続期間は異なりますが、半年たてば抗体価はかなり低下している可能性があります。
単純に抗体価だけで予防効果を評価できるとは限らず、体調や体質が感染しやすさには影響します。

基本的な感染予防対策をいまいちどしっかりと思い出して実行しましょう。
これからの行楽シーズン、そしてクリスマスからお正月にかけての季節を快適に、みなが楽しく過ごせるようにしましょう。


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ブル・ノート東京でマスクについて考える

2023年02月22日 | CORONA
先日、「Blue Note Tokyo」でライブを楽しみました。
ニューヨークに本店を持つ高級ジャズクラブで、表参道駅から歩いて、根岸美術館の角を曲がって少し行ったところにあります。

重いドアを開けると、往年のスターミュージシャンたちが出迎えてくれます。
地下1階に広いクロークエリアがあり、会場はさらに長い階段を降りた地下2階にあります。

この日の主役は、ジャズトランぺッターのChris Botti.

これまで、さまざまな人とコラボレーションをしています。
ジャズクラブでは、飲んだり食べたりしながらライブを楽しむことができます。
チケット代以外に、チャージ料として必ず何かを注文することが決まりとなっています。
開演は18時。
私はグラスワインとドライフルーツを頼みましたが、開演1時間前から開場となるので、さっそく食事を楽しんでいる人たちもいました。

所狭しと並んだテーブル席に集っている観客は約400人。
50代以上の方がほとんどとお見受けしました。

食事はライブ開始前にラストオーダーとなりますが、ライブ中も飲み物の追加オーダーは可能。
その流れで、ライブ中もマスクをしている人はほとんどいませんでした。

年齢層が高めとはいえ、クラッシック音楽のコンサートとは客層が異なり、歓声をあげる人も多かったです。

あまり気にしすぎても、せっかくのライブが楽しめませんので、昨年12月に5回目接種をしたワクチン効果で十分な抗体価が維持されていることをイメージしつつ、さらにはワインで喉を消毒して(笑)、サージカルマスクと布マスクの二重マスクで、大いにライブを楽しんだ夜でした。


今後、マスクの着用については、個人の判断にゆだねられます。
コロナ禍で学んだ知識を無駄にせず、これからもヘルスリテラシー向上に努めつつ、健康的で豊かな人生を送っていきましょう。




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新型コロナ感染を抑える適度な湿度

2022年12月08日 | CORONA
師走に入って、ずいぶんと寒くなりましたね。
朝晩は手がかじかむので、手袋をしています。

運転するときは、ハンドルのグリップ感が落ちないように、革手袋をします。
厳冬期になったら、革のインナーはカシミア素材のものにグレードアップさせます。

さて、みなさんは湿度計をお持ちでしょうか?
私はカレンダー、気温&湿度が表示されるデジタル時計を自宅のリビングに置いてあります。

今朝、興味深い研究論文を読みました。
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究です。


COVID-19の感染者数と死亡者数は、1年のどの時期であるかにかかわらず、室内の湿度が40%より低い、または60%より高いときに増加する傾向が確認されました。
研究を更に進めたところ、湿度が非常に低い場合や高い場合には、ウイルスが飛沫内で長く生き残る可能性があるためと考えられました。

新型コロナウィルス室内で感染することがほとんどです。
感染を抑えるには、室内の湿度を適度に保つことが重要だということです。


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痛くない注射

2022年11月30日 | CORONA
私はどちらかといえば手先が器用なほうなので、もしも内科医でなく、外科医になっていたら、ひょっとしたら神の手と呼ばれるような名医になっていたかもしれません。
というのは冗談です。
手先の器用さだけで手術の上手下手が決まるわけではないですから・・・

でも、内科医でも、採血や注射など、日常多くの場面で手先の器用さは求められます。
スキルは、ある程度トレーニングすれば会得できますが、もって生まれたものというのは大きい気がします。
その点では親に感謝です。

100年に一度のパンデミックの時代に偶然、医師として生きているいま、縁あって、小児科医や家庭医でもない私が、ある自治体で小児のワクチン接種に携わっています。
どうも最近、町では「注射が痛くないセンセイ」として知られるようになったようです(笑)

その原因を冷静に考えてみますと、私自身、子供好きな性格であること、禁煙治療のカウンセリング技術や喫煙防止教室で培った話術を接種の際に駆使していること、そして手先の器用さなどが相互作用して、注射の痛みを最小限にしているのかもしれないなあと思いました。

先日、5歳の女の子が、歌いながら診察室に入ってきました。
彼女なりに気を紛らわせて、恐怖感と戦っているのでした。

なので、私も彼女の名前を歌詞にして即興の歌をうたって、注射の準備をしました。

自分の名前を歌ってもらって、終始ご機嫌な様子の彼女でしたが、いざ「打つよ」という段階になったら、「痛いの、いやあ」とぐずりかけましたので、即効で注射。
バレーボールでいえば、多くの先生方がやっているのが後衛からのバックアタックとすれば、私のはクイックアタックです。

前の日から痛い注射を想像して、怖くて、それでも朝から歌をうたって自分を奮い立たせ、ワクチン会場に来た勇敢な彼女。

なのに、予想を大きく外れて、打たれたこともわからないうちに終わってしまった・・・
彼女は大きく目を見開いて、文字通り、「唖然」としていましたが、そのあと突然、「もんしろちょう、つかまえたことある?」ときいてきました。

脈絡の無い突然の質問に、今度はこちらがビックリです。

おそらく、予想外の展開に大いに驚いて、ちょっと冷静になってみたら、いやだよーと騒いだ自分自身のこともちょっと恥ずかしく思って、彼女なりにその場をうまく取り繕うとした結果なのかもしれません。

人間て面白いですねえ。



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ベストタイミング

2022年09月15日 | CORONA
いまでも時々、新型コロナワクチンの集団接種会場へ、支援に出かけています。

振り返ってみますと、医療従事者、高齢者優先で始まったワクチン接種。
一般の方々への接種受付が始まっても、予約がなかなかとれないといったトラブルがあったり、副反応についての過剰な不安や怪情報などに翻弄されている人がいたり、初回接種の頃の会場には、殺気立った雰囲気が漂っていると感じたこともありました。

けれども、ブースター接種(3回目)、そして4回目ともなると、接種するほうもされるほうも、だいぶ落ち着いた雰囲気になってきているなあと思います。

支援に行っているNK市では、これまでは広い武道館で接種が行われていて、いかにも災害や戦時下の医療テント的な雰囲気がありました。

ところが、今年からは保健センターに会場が変更され、診療所の診察室のような落ち着いた雰囲気があるせいでしょうか、これまでと同様、接種前問診を型通りにしているはずなのですが、話が長引きそうになることがあります。

そういうお喋りは案外嫌いではないのですが、次々と接種をしていかなければ、待合室が人でいっぱいになってしまいます。
幸い、地元クリニックのベテラン看護師さんがついてくださっていて、「センセイ、次の人が待ってますよ」というオーラを醸し出して、うまく会話を切り上げられるようにサポートしてくださっているので、業務が滞ることはありません。

先日はちょうど、オミクロン株に対応した新ワクチンの接種が決定されたというニュースが流れたこともあり、それに関連したご質問を受けました。

新型コロナウィルスに対するワクチンの効果(中和抗体の値の持続期間)は長くもたないというデータがあるので、3回、4回めの接種が必要になっています。
また、どんどん変異するウィルスなので、ワクチンもバージョンアップしていく必要があるわけです。

パンデミックが始まってもうすぐ丸3年がたとうとしていますが、はっきり言って、今後、このウィルスとの付き合いがどれくらい続くのか、ワクチンを何回うつことになるのか、まだ誰にもわかりません。

ただ、いまワクチンについて言えることは、「その時に供給されているワクチンを、ベストタイミングをのがさずに打つ」ということです。
ワクチンのブランドや製造開発の新旧ではなく、タイミングを最も優先しましょう。

私は先週、従来タイプのワクチンで4回目の接種をすませました。
職場でもちらほらと感染者が出ている状況なので、無事接種をすませられて、少し安心しています。

1-3回はファイザーで、今回はモデルナでしたが、副反応は、これまでの自分の接種後の経過から予想した通りになりました。

副反応の出方には個人差があります。
家族や知り合いがどうだったかとか、ワイドショー的噂話を気にするよりも、これまでのご自分の副反応の出方、程度、時間経過などを振り返ってみるほうが、予想しやすいと思います。


















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幼児体験

2022年08月26日 | CORONA
子供の頃、蟯虫(ぎょうちゅう)検査というのがありました。

丸い印が書かれた青いセロファンシールを、お尻の穴にギューッと押し付け、寄生虫を検出するというスクリーニング検査が、学校の健診に組まれていたのです。

自分でできるようになるまでは、母にやってもらっていたのですが、母の「ギューッ」がとても痛くて、すごく嫌でした。


今日は、職場に併設された保育園の子供たちのPCR検査をしなければなりませんでした。

病院玄関前のロータリーに、お母さんたちが運転する車に載せられた子供が次々と到着。
チャイルドシートに座らされた子供に、ドライブスルー方式で検査をします。

嫌がる子供をじょうずに押さえつけながら、大人用のスワブ(綿棒)を子供の小さくて狭い鼻腔に入れるのは、かなりの技術が必要です。

泣いてしまう子も多く、危うく指を噛まれそうになったり、手がヨダレにまみれるなど、大人相手に検査するよりも、こちら側の汚染リスクも非常に高いです。

もちろん、N95マスク、フェイスシールド、ガウン、二重手袋のPPE(個人用防護具)姿で臨みますが、どんなに笑顔で優しい声をかけてあげても、かえって恐怖感を与えているのだろうなあと思うと、切ないです(笑)

そう考えれば、蟯虫検査なんて、「屁のかっぱ」だったなあ、今は未就学児にとっても受難な時代なのだなあと思った1日でした。




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クラスター発生を省みる

2022年08月18日 | CORONA
N-K市に4回目ワクチン接種の支援に行ってきました。

先月、町伝統のお祭りが3年ぶりに開催されたのですが、残念ながらクラスターが発生してしまいました。

新型コロナは本当に感染しやすいウィルスだなあと思います。

ワクチンは、打ってから半年を過ぎると、抗体価が下がって、効果が落ちてしまうことがわかっています。

変異株に有効なワクチンが開発されて、秋には接種可能になるようですが、現在のワクチンの追加接種でじゅうぶん効果がありますから、先延ばしにせず、時期が来ている人はさっさと接種をしてしまうほうが安全というのが専門家の見解です。

また、市場配給の事情なのか、現在はモデルナが主流のようです。
ずっとファイザーを打ってきて、副反応が軽かったという方のなかには、モデルナに変わることに不安を感じている方もいらっしゃるようです。

副反応や効果は、結局は個人差です。
一般的におしなべて考えれば、これまでのデーターを見る限り、メーカーによる差は気にしなくていい範囲だと思いますから、ご心配は不要です。

公衆衛生的に考えると、子供たちの接種率を、もっとあげる必要があります。
社会全体のワクチン接種率があがっていることで、新型コロナによる重症化率、死亡率は下がりましたが、接種をしていない子供からの感染拡大が目立っており、それによって社会生活、特に医療現場へ重大な負担をかけてしまっているからです。


世間では行動制限無しのお盆休み、夏休みを過ごしていても、私たち医療者は違います。
アフターコロナやウィズコロナといった言葉は、医療現場ではいまだ非現実的です。

実は、残念ながら、職場病院内でクラスターが発生してしまいました。

関係者たちのPCR検査を担当していて気づいたことが何点かありますので、ここに書いておきます。

·改めて手洗いを心がけること

·疲れをためないこと

·身のまわりの気の流れを良くしておくこと


病院職員たちは全員、マスクとフェイスシールドを着用して働いています。
ですが、子供や配偶者から感染してしまっているケースがありました。

また、患者さんたちもきちんとマスクをすること、お互い手の消毒をこれまで以上にしっかり行うことも重要です。

忙しい病棟では、ランチが密になりがちであったことも、要因かもしれません。


また、クラスター発生した現場を実際に訪れてみて肌で感じたのは、なんとなく雑然としていて、全体的に空気がよどんでいるということでした。

そもそも病院というところは、健康を害している人が集まっている場所ですから、気の流れが滞りがちです。
ですから、特に普段から心がけが必要なのです。

では、気の流れを良くするには、どうしたらよいか?

換気はもちろんですが、生活空間には物を溜め込まず、整理整頓しておくことが大切です。

ベッド周りが(汚れた)私物で雑然としている患者さんが多いのがとても気になりました。


職員たちも、日頃の忙しさやストレスで、余裕がなく、疲れている様子なのも見てとれました。
そうすると、免疫力がさがって、病気にかかりやすくなり、そういう人たちが多いと、場の気の流れも悪くなります。

働く人たちのセルフケアが必要ですね。


さて、私はちょっとのどに違和感を感じたら、Tea Treeというアロマオイルを垂らしたぬるま湯でうがいをするようにしています。
このオイルは殺菌と抗炎症作用に優れていて、とても頼りにしています。





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中華料理店で

2022年04月18日 | CORONA
週末の午後2時過ぎ。
用事をすませたあと、お腹がすいたので、久しぶりにデパート内のレストラン街へ行ってみました。

コロナ禍以降、外食はほとんどしていません。

混雑のピークは過ぎたのか、どの店も空いており、中華料理店へ入りました。

案内されたのは、3人組の高齢女性グループの隣のテーブル。
店内を見渡せば、ひとりで食事しているお客さんが他に2-3人。
隣り合わせにならずにすむテーブルが他にたくさんあるのになあ・・・と少々不安になりつつ、案内された席に着きました。

こういう不安感は、以前もよく感じていました。
受動喫煙防止対策がきちんと行われていなかった頃の話です。
近くに喫煙者がいたら(来たら)・・・という不安です。

隣のテーブルの仲良し3人組は食事中も会話に花が咲いています。
ちらりと拝見したところでは、70歳代のグループと思われました。
こういうときの話題はたいてい病院・健康関連と決まっています。

「入院なの?それとも日帰りなの?」

3人のうちのおひとりが、通院中の病院で詳しい検査をすすめられたようですが、ご本人は詳細が理解できていないようです。

「自分のことなんだから、人任せにしてはだめよ。先生に聞けばいいじゃない?」

「事前にお勉強していかないから、質問ができないのよ。先生はずっとパソコンのほうを向いたままで、こっちをぜんぜん見ないし・・・」

「そうなのよねえ!」


よく聞かれる「病院あるある話」です。
そしていつのまにか話題は新型コロナへ。

「どんなに気をつけていたって、かかるときにはかかるでしょ?しかたないわよねえ。アハハハ(笑)」

彼女達は、食後のコーヒーを飲み終わってもマスクをせず、そのままおしゃべりを続けています。
テーブルとテーブルの間には一応アクリル板が設置してありましたが、こんなおしゃべり好きな彼女達がもしウィルスを持っていたら、私はおそらくエアロゾル感染してしまうでしょう。

世の中の人の言う「気をつけている」は、やはりこの程度か・・・と、席に案内された時の不安が的中し、せっかくの食事の美味しさも半減してしまっていた私は、心の中で毒づきました。

店は、新型コロナ感染防止対策について、自治体が「安心認証」していると表示されています。
入店時には店員さんが手の消毒と検温をするように説明していましたが、入店後の客の振る舞いについては、全く進言がありません。

ワクチン接種の効果で、新型コロナに感染しても重症化しづらくなっていますが、高齢であったり、高血圧や糖尿病などの持病があると、内蔵機能が落ちていて「余力」がないので、感染を契機に亡くなることもあります。

医師としては黙って見過ごすわけにはいきませんでした。
ですから、頃合いを見計らって、となりのお姉さま方に「マスクをしてください」とお願いしました。

幸いなことに「あっ、いけない、忘れてた!」という顔をして、すぐにマスクをつけてくださいました。

「みんなで対策」でなければ、公衆衛生効果はあがりません。




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顧客層という視点

2022年02月24日 | CORONA
新型コロナウィルス第6波の感染者数および死亡者数は過去最高となっています。

感染者がこれだけ多いのは、ひとつはオミクロン株の感染力が強いからです。

無症状だったり、ちょっとのどに違和感がある程度だったり、鼻水やくしゃみが出て花粉症かなと思っている人の中にも、コロナに感染している人がいるかもしれません。

医療情報サイトにわかりやすいスライドが掲載されていました。
このグラフを見れば、マスクなしで会話をすることがいかに危険かがわかりますね。

日本では、マスクをしないで出歩いている人はほとんど見かけなくなりましたが、飲食時はどうでしょうか?

「声を発する時には必ずマスク着用」を、利用者側がしっかりと守ることが外食産業を守ることに繋がります。

店側からすると、そういう顧客を獲得する(している)ことが、コロナ危機を乗り越えるための重要なポイントのひとつであるといえるのではないでしょうか。


居心地のよいカフェでまったり物思いにふけったり、本を読んだり、文章を書いたりしたいなあと思う今日この頃。
おうちカフェにも少し飽きました。

これまで、安全安心で居心地の良いカフェの絶対条件は「完全禁煙」でした。
禁煙化がだいぶ進んだことを喜ぶ暇なく、コロナ禍となってしまいました・・・

新型コロナをインフルエンザと同様に扱うのは、少なくとも日本ではまだ時期尚早です。
3回目ワクチンの機会をぜったい逃さないでくださいね。




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フェイスシールドの効能

2022年02月08日 | CORONA
家族が感染して濃厚接触者となってしまったり、自分も感染してしまったりして、出勤できなくなり、そのせいで人手不足になって困っている職場は多いと思います。

病院で働く人たちはほぼ全員3回目のワクチン接種を終えていますが、感染しない、していないという保証はありません。

誰もがウィルスを保持している可能性があると想定したうえで、感染予防対策を行っていく必要があります。

とはいっても、目新しい対策があるわけではないので、対策の精度をあげ、3回目のワクチン接種のクーポン券が届いたら、なるべく早く予約を入れることです。

コロナ感染で、通常の医療を滞らせるわけにはいきません。
今日から職場では、マスク着用に加え、常時、フェイスシールドの着用が義務付けられました。
目の前の人が咳やくしゃみなどをしたとき、その飛沫が顔に付着するのを防ぐという点で、効果が期待されます。

ちなみに、マスクをせずにフェイスシールドだけというのでは、飛沫がもれ拡がるので、着用意味はありません。


最近は、子どもから大人へ感染が拡がっている傾向が強いので、子ども達への対策が近々の課題ですね。

手洗いやマスク着用がまだできないような子どもや、認知症や寝たきりのお年寄りの場合、周りの大人がウィルスを持ち込まないようにするしかありません。

花粉症の季節は、ウィルスも飛びやすい季節であるとイメージしてください。

花粉症の方は、しっかり早めにお薬を使って、症状が出ないようにしましょう。


フェイスシールドをつけている新生児の写真を見つけました。
2年前のニュース記事です。
なんて可愛いんでしょう!

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