きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

連休後半

2024年05月02日 | その他
ゴールデンウィークも明日から後半。

今年は平日3日間をはさんで、真っ二つに分かれてしまった感じですね。
今週末は夏日になるようですので、水分補給を心がけましょう。

先日、近くの公園を散歩しました。
ちょうど藤の花が満開でした。





それから、ハンカチノキ。


風に吹かれた花が、木に結ばれた白いハンカチのように見えました。



平和できれいな夕暮れでした。


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Today’s Good Job

2024年04月10日 | その他
朝、出勤すると、ちょうどお掃除係の方々が、ゴミ集めや床掃除をしてくださっています。

ゴミ集め係のおじさんが、大きなため息をついていたので、どうしたのかと思いましたら、部屋に設置したリサイクル用の紙専用のゴミ箱に、コーヒーを飲んだあとの紙コップがいくつも捨てられていたのでした。

実は数日前、私もそのゴミ箱の中に紙コップが捨てられていたのを見つけ、拾い上げて、適切なゴミ箱へ移したことがありました。

この部屋の使用者は医師6名(女性3名、男性3名)。

ひとりひとり聞いて回らなくても、誰の仕業なのかは、だいたい想像がつきます。
日常の生活動作を見ていれば、明らかです。

こういう人と一緒に暮らしていると、さぞやストレスがたまるでしょうねえ・・・

現場を押さえて、注意・指導するのが一番効果的ですが、うるさいおばさんと思われるのも嫌なので、新たに貼り紙を作って掲示しました。
おじさんの気持ちを反映させました。

Good Job!!









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出ている杭を打ちのめす社会

2024年02月21日 | その他
小澤征爾氏の訃報を受けて、様々な人がメッセージを発信しています。
追悼文の多さは、その方の功績の大きさを反映するのかもしれません。

アメリカ・ボストン時代のドキュメンタリー番組を動画サイトで見ました。
毎年音楽祭を開いていたタングルウッドで、若き日のヨーヨーマたちと気さくに食事をしながら、いろいろと語りあっている場面がありました。

O「君は上手に英語を話すね!」

Y「アメリカ生活が長いですから(笑)」

O「僕たちのようなアジア人には西洋音楽は理解できないと言う人もいるけど、君はどう思う?」

Y「そんなことないですよね。僕の両親は典型的な中国人ですよ!」
 「でも、アジアと欧米では、立ちまわり方を変えないといけないので苦労します。アジアでは自由に意見を言えない空気があります。」

撮影スタッフ「出る杭は打たれるという諺が日本にはあります」

O「ああ、ほんとに嫌な言葉だ!だいきらいだね。そのことに関しては、僕はほんとうに・・・いろいろと考えるところがあってね・・・悪いけど、ちょっとカメラ止めてくれる?」

その後、「あそこでカメラを止めるべきではなかったね。ごめんね。ほんとにごめんね」と小澤氏がスタッフに誤っている場面に切り替わりました。


N響ボイコット事件を発端とする日本社会の拒絶が、彼の深い心の傷となり、名実ともに世界の小澤と言われるようになってからも、彼を痛め続けていたのだということを知り、正直驚きました。

と同時に、あの小澤さんが自分と同じように「いやなことばだ」とあの諺に嫌悪感を持っていることに、少しほっとしました。

価値のない杭は打たれない。
出ていない杭は、相手にされずに無視されるだけ。
打たれれば打たれるほど、存在価値があがる。

そんなふうに考えて、自信を持つべきだと改めて思いました。

出ている杭を邪魔者扱いして、力任せに打ちのめそうとするような社会(会社・コミュニティ・人物etc.)は、いずれ衰退していくと思います。





















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カラス除け

2023年12月20日 | その他
車の調子が悪いので、バス通勤しています。

今日は、乗り継ぎ時間がだいぶあったので、歩いてみました。

歩くと、車に乗っていると見えなかったものが見えて、楽しいです。

クリスマスデコレーションをした出窓の家があったり、山茶花の生け垣がきれいだったり。

ゴミステーションにはサンタがいました。
カラス除け

黄色い網は、カラスがゴミを散らかしづらくさせる効果があります。
見ていると、網をつまんだりはしているのですが、めくりあげることができないようです。


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ハートの形

2023年12月01日 | その他
先日出かけた際に、偶然近くでクラフトマーケットが開かれていたので、ぶらぶら見て歩きました。
クリスマス関係の小物を売っているお店が多く、クリスマスマーケットの雰囲気があって楽しかったです。

なかでも興味を引いたのが、お菓子のアクセサリー屋さん。
そこで見つけたパイ菓子のブローチ。
あまりにも本物そっくりで感動しました。
ハート型も気に入って、ひとつ買いました。

源氏パイという商品名で馴染みのあるお菓子ですね。

ハート型ではありませんが、同じようなお菓子にうなぎパイがあります。
調べてみたら、どちらも浜松市のお菓子メーカーでした。

うなぎパイは夜のお菓子と書いてあるので、子供の頃はどうしてなのかなあと不思議に思っていました。
メーカーのサイト内のうなぎパイの誕生秘話を読んでみると、その理由がわかります。

このパイ菓子は海外発祥。

フランスでは、手のひらという意味の「パルミエpalmier」とか、「クールドフランスCœur de France (フランスのハート)」という名前がついています。

ドイツでは、「Schweineohr」と言って、ブタの耳という意味だそうです(笑)

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本日の作品

2023年11月27日 | その他
寒さで身体がこわばっていて、ストレッチをしたら歩きたくなったので、病院内を少し速足で歩いてみました。

少し体が温まったかな。

女性専門外来近くに、オムツ変え台付きの女性用トイレがあります。
中がどんな設えなのか見たことがなかったので、入ってみたところ、ドアの鍵が壊れていて、中から閉められません。
これでは患者さんが困ってしまうと思い、すぐに担当者に電話。

「〇〇にある女性用トイレのカギが壊れているのよ。私ここで待ってるから、見に来てくださる?」

「わかりました!〇〇ですね。すぐ行きます!」

財務課のAさんが快く返事をして、すぐに来てくれました。
頼りになります。

「先生、ちょっとよろしいですか?私がやってみます。」

Aさんがトイレの中に入ってドアを閉めると、ガチャン!
ちゃんと閉まりました。

「あらあ?!どうして??さっき私がやったら閉まらなかったんだけど~。ほらね!」

私がやってみせると、やはり鍵が閉まりません。
錆びているのかしらん?と不思議に思っていると、Aさんが遠慮がちに「先生、上じゃなくて、下です」と、閉めて見せてくれました。

そうでなくても忙しいのに、息を切らせて駆けつけてきてくださったAさんに平謝りの私。

でも、私が間違えるくらいなんだから、他にも間違える人がきっといるはず・・・

というわけで、さっそく貼り紙を作ってトイレのドアに貼りました!


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初冠雪

2023年10月10日 | その他
やっと涼しくなりました。

と思いながら日曜日の朝に西の方角を眺めたら、山が白い!

男体山の奥にある山なので、日光白根山でしょう。
初冠雪です。

標高2578m。

雪がないと当地からは認識しづらいですが、雪化粧をすると存在感を表します。
故郷では武尊山がそうでした。

関東地方の山の様子が見られるライブカメラサイトを見つけました!
https://www.cametan.com/view/y02.html




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早めの備え

2023年08月16日 | その他
お盆休みでも、勤務している病院は通常営業。
私たち医療者は、それぞれが都合しあって休暇を取ります。

台風6号と7号が襲来。

私は13日の夜に、近所にある護国神社で予定されていた盆踊り大会に、職場の友人を誘って行くつもりでしたので、気象衛星ひまわりの衛星画像を毎日のようにチェックしていました。

幸い、13日夕方は台風の影響で少し風があるものの、お天気は盆踊り日和に。

でも、結局、催しは中止になってしまいました。
2日前に中止は決定されたそうです。
神社のHPのチェックはしていませんでした。

「早めの備え」は災害対策の基本ですから、仕方ないですが、残念でした!

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人生初のもの②~キュウリ~

2023年06月27日 | その他
私が出た大学はめずらしく学期制がしかれ、学期末毎に全教科の試験がありました。
合格点を無事とれれば、休みは気兼ねなく、思いっきり遊べます。
けれども合格点を取れないと休み明けに追試があり、1教科でも落とすと、否応なしに留年させられました。

けれども、学業成績は他人との比較での評価ではなく、絶対評価でしたので、学生たちはお互い助け合いながら勉強していました。
みんなで頑張って進級して卒業し、最終的には国家試験に全員合格しようという校風は、おそらく今も変わっていないのではないでしょうか。

大学入学後の最初の2年間は寮で生活することが義務づけられていました。
ホームシックになることもありましたが、同級生たちと一緒に生活していたことで、助けられたことが多々ありました。
とてもよい経験だったと思います。

試験期間中の楽しみは、寮母さんが作ってくれる夜食でした。
夜食メニューはいくつかあったと思いますが、一番記憶に残っているのは炊き込みご飯です。

夜食用だからということか、ご飯は柔らかめに炊かれてあって、すこーし甘めな味付けでした。

具材は鶏肉やごぼう、人参などでしたが、驚いたことに、乱切りにされたキュウリも一緒に炊き込まれていました。

ところ変われば品変わるとはこのことかと思いました。
実家の母にも報告したのではなかったでしょうか。

今思えば、19歳の私は毎日何かしら新しい経験をしながら、日々成長していましたね(笑)

そんなことを思い出しながら作った昨夜のチキンスープ。

トリ胸肉をボイルして食べるつもりが、煮汁を捨ててしまうのが惜しくなり、急遽スープに変更。
青打ち豆(大豆をつぶしたもの)と皮付きレンズ豆を追加しましたが、見た目が寂しかったので、冷蔵庫にあったキュウリを投入しました。

ちょっと恐る恐る食べてみましたが、案外シャキシャキ感が残っていて、美味しかったです。

今日のお昼のお弁当には、残りのキュウリを炒めご飯の具に入れてみました。

キュウリは生で食べるものという常識を覆してくれた寮母さんに感謝です。

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世話が焼ける人たち

2023年06月01日 | その他
職場にはラウンジと呼んでいる場所があります。
コロナ禍以降は、ここでお昼を食べる人はあまりいませんが、各自がお茶やコーヒーを自由に入れられるようになっています。

ある時から、ポットのわきに小さなゴミ箱が置かれるようになりました。
使い終わったティーバッグや使い捨てコーヒーフィルター用に、秘書さんが設置してくれたみたいです。

ラウンジには大きな分別ごみ箱が置いてありますが、カップからバッグを外して捨てる際に、ぽたぽたと床を汚す人(医者たち)がいるので、それを避けるため、ポットのすぐわきに専用のごみ箱を置いてくれたのだそうです。

ところが先日、このゴミ箱に、コーヒーやココアなどのプラスティック製外袋も捨てる人がいて困っていると秘書さんに愚痴られました。

実は、病院という会社では、ルールを守らない迷惑社員の多くが医者なんです。

秘書さんが本当に困っている様子だったので、わかりやすいポップアップ表示を作ってあげました。
効果は上々のようです。

それにしても、世話が焼ける輩が多くて困ります。
世話を焼きすぎるのも良くないですけどね。
社会をよくするためには、子供のころからの教育が大事なんだよなあと、こんな時に、改めて思います。



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