小学生相手に喫煙防止教育やがん予防教育を行っていますが、子供たちから質問されるのがとても楽しいです。
ただ、苦手なのが、数字を答えるような質問。
私は数字を覚えるのが、子供の頃から苦手でした。
「タバコを吸って亡くなっている人は、どのくらいいるのですか?」
こういう質問には「数えきれないくらいたくさんいます!具体的に人数を知りたい人は、自分で調べてみてください」というふうに答えています(笑)
また、喫煙率についてもよく聞かれますが、昔に比べるとずいぶん減ってきているということを強調し、「喫煙率」をキーワードにして調べてみるように、と答えています。
昨日は最も喫煙率の高い国について聞かれましたが、先月調べたはずなのに、名前が出てきませんでした。
きっと、覚える気がないんですね・・・
その時書いた返事を以下に転記しておきます。
Q)タバコを一番吸っている国はどこですか?
A)タバコを吸っている人のわりあいを「きつえん率」といいます。
WHO(世界保健機関)が2023年5月に発表している数字をみると、世界で一番きつえん率の高い国は「ナウル共和国」という南太平洋にある小さな国です(男女合わせた平均値は48.9%)。
日本の喫煙率は世界で89位です(20.1%)。
中国25.6%、韓国20.8%、インド27.2%。アメリカ23.0%、ロシア26.8%
タバコを吸う人はだんだんと少なくなっていて、いまでは50%をこえる国はひとつもありません。