弾いていてちょっと違和感があったこともあり、チェロを弦楽器職人さんに診てもらいました。
違和感は、駒(ブリッジ)に弦が食い込んできていて、弦の高さが変化しているせいでした。
ミリ未満の微妙な変化でも、演奏に支障を生じます。
駒を削って、4本の弦の高さとカーブのバランスを良くしてもらったら、弾きやすくなりました。
チェロの場合、弦1本あたり10kg前後の張力がかかっており、本体もパーツもみんな木でできているので、温度や湿度などの影響をすごくうけます。
季節の変わり目には、楽器の機嫌も変化しているのがよくわかります。
人間と似ていると感じます。
今月はインフルエンザとコロナのワクチン接種を行い、人間ドックも控えているので、ちょっと気持ちが忙しいです。
人間ドックでは不快でやりたくない検査もありますし、結果が心配な年頃でもあるので、楽しみにしているとは言い難いです。
でも、定期検査はやらなくちゃ。
楽器も車も人間も、みーんな一緒です。