きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

学会発表の準備

2024年10月29日 | 禁煙治療
今週末は、学会で発表するので、その準備に追われています。

ワークショップ枠で、依頼されての登壇。

パワーポイントのスライドは、字をなるべく少なくして、聞いている人がわかりやすいようにと、心がけます。

どうにか、全体の流れが決まり、スライドも8割がたできて、あとはしゃべるための準備と微調整をするだけになり、一段落した気分です。

先週末、デパートを探し回り、 
着る服も決まりました。

カジュアル路線の服ばかり着るようになってしまっているので、たまにちょっとフォーマルな場に出なきゃいけないとなると、何着ていいか悩むんですよねー。

自分が主役なら、着物で行っちゃうんですけどねー。


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ライフワーク

2024年09月11日 | 禁煙治療
現在は、以前のようにガンガン・バリバリに禁煙外来で患者さんを診ているわけではありません。

理由は色々あるのですが、とにかく今は主治医から依頼された通院・入院患者さんに対してのみ、禁煙治療を行っています。

禁煙治療を依頼してくる医師は、禁煙の重要性をちゃんと理解してくれています。

けれどもなかには、「えっ?!病気なんだから禁煙して当たり前でしょ。自分の意思でタバコくらいやめられるでしょ!」という考えの医師や看護師もまだまだ多いのも現実です。

癌や脳梗塞といったタバコと関連付けやすい病気と診断されて、そのショックだけで、パタッとタバコをやめてしまう人もいます。

けれども、基本的に「喫煙はニコチンによる依存症という病気」であり、「喫煙者は依存症にさいなまれている患者」で、意思の力だけでタバコをやめるのは容易なことではありません。
ですから、そういう認識を広く知ってもらうために、これまで様々な啓蒙・教育活動も行ってきました。


禁煙治療のプロフェッショナルと公言している私ですが、でも実は「私もまだまだ未熟モノやねえ・・・」と反省することがあります。

癌と診断されて放射線治療と抗がん剤治療を受けていて、禁煙治療も同時並行で行っている患者さんがいるのですが、1か月間ニコチンパッチを使って禁煙できていたのに、ここにきてまた喫煙を始めてしまっているようなのです。

正直、ガックリです。
なんで?!!!という怒りの気持ちも湧いてきます。

まあおそらく、家に吸い残しがあったに違いありません。
禁煙を始める際に、必ず吸い残しや灰皿を処分するように指導していますが、約束を守ってくれない人がいるのです。
禁煙治療がうまくいかない原因のダントツ1位は、「手元のタバコグッズを処分しないまま禁煙を始める」です。

ひょっとしたら、がんの治療がつらくて、そのつらさに対処しきれず、ついまたタバコに手がいってしまったのかもしれません。
そのへんのところは、患者さんの話をよく聞いてあげないといけません。


昔はこの仕事に一生懸命すぎて、「なんで吸っちゃったのよ~!」と叫びながら夢から目覚めたことも何度かありました。

長年専門家としてさまざまな経験を積んできていますが、いまだに依存症は病気である、相手は患者である、ということを一瞬忘れかけて、患者さんを怒りたくなるときがあると気づかされると、この病気の奥深さというか、底知れない恐ろしさを再認識するのです。

さて、「また吸っちゃってる。やめられない」という患者さんに、どんなふうに声をかけましょうかね・・・

まずは、こちらが冷静になることが大事。

難しい病気なんだから、すんなりいかなくて当たり前だし、想定範囲内です。

おもしろい仕事に出会えて、私の人生ラッキーです!












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御守り

2024年07月08日 | 禁煙治療
御守り持っていますか?というキャッチコピーの広告を都内地下鉄の電車内で見つけました。
なにかと思ったら、外国人観光客向けのお役立ちスマホアプリでした。

新幹線や特急列車に乗るためには、普通乗車券と特急券が必要だというのは、外国人にとってはすごくわかりづらいらしいです。

新幹線用改札を出る時は、特急券だけが回収されて普通乗車券が戻ってきますが、乗りなれていない日本人でさえ戸惑うシステム。
それを、外国人観光客にすぐに理解してもらうのは無理ですね。

御守りと言えば、「ヒイラギにイワシの頭」。
昔は節分のときに軒先に飾る習慣がありました。

週末に美術館で面白い掛け軸を鑑賞しました。
ヒイラギに突き刺されたイワシの頭の臭いを鬼が嫌がるという説があるそうです。

以前、外来で処方したニコチンシールを使って禁煙に成功した患者さんが、「シールはイワシの頭みたいなもんさ!結局は、自分の意志さえ強ければ禁煙できるんだ!」と豪語していたのを思い出しました。

とにかくタバコを吸わずにいてもらうことが最も大切なことなので、私はあえて「禁煙がうまくいったのはニコチンシールと私の適切なアドバイスのおかげですよ」と言いたいのをぐっとがまんして、「禁煙できてよかったですね~!」とだけ言っておきました。








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10年

2023年04月05日 | 禁煙治療
Mizu no Naka no Bagatelle

桜が散っています。
まだ4月になったばかりだというのに、今年は早いですね。

坂本龍一さんの訃報に、「71歳は早すぎる」と、誰しもが思ったのではないでしょうか。

厚労省のデータによれば、2021年の日本人の平均寿命は、女性が87.57歳、男性は81.47歳ですから、10年ほど早く逝ってしまったことになります。

がんで亡くなる方の多くは、喫煙歴があります。

もちろん、タバコを吸っているからといって、必ず癌になるとは限りません。

けれども、タバコを吸ってきた方が、もしもがんになってしまったら、そのがんはタバコが原因であると言っていいでしょう。

医学的報告でも、喫煙者の寿命は、非喫煙者に比べておよそ10年短いといわれています。
いっぽうで、50歳、60歳になっても、タバコをやめれば、数年寿命を取り戻せるということも示されています。


bagatelleとは、フランス語で「ささいなこと、つまらないこと」を意味します。

タバコを吸って、心も体も傷つけ、人生という時間をむやみに縮めてしまうのは、つまらないどころか、ばかげたことだと思います。

タバコは、ニコチンパッチなどの禁煙補助薬を「正しく」使うと、ストレスなくやめられます。

健康のまま、幸せに、寿命を全うしようではありませんか。








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あんたのバラード

2022年08月03日 | 禁煙治療
今週はとても楽しみにしていることがあります。
週末、世良公則のコンサートに行くのです♪

駅に貼られていたポスターで偶然、県内でコンサートがあることを知り、何日か迷ったすえに、ついにチケットを購入しました。

誰か一緒に行く人がいないかなあという気持ちで、周囲の何人かに「世良さんのコンサートがあるんだってね」と声をかけてみました。

ところが、「ふーん」とつれなかったり、「誰それ?」とか、「あの人歌手だったの?」といった反応ばかり。
年代を選んで声をかけたつもりでしたが、興味を持ってくれた人は少なくとも私の周りではいませんでした。
なので、一人で楽しんで来ようと思っているところです。

これまで、ある種のロック系コンサートは、難聴になってしまうくらいの大音量ですし、落ち着いて座って聞いていられないので、避けてきました。
けれども今回はアコースティック(ギター弾き語り形式)のコンサートということですし、しかもコロナ禍中での開催です。
聴衆もきっと還暦を過ぎた世良さんと近い年代が多いと思われます。
きっと落ち着いて楽しめるでしょう。

コンサートが近づいてきたので、少し予習をかねて動画サイトで彼の歌を聞いたりしているのですが、ちょっと不安になったことがあります。

それは、10年前のコンサート記録動画でした。
なんとステージ上で彼がタバコを吸っているのです。
ショックでした。

彼がロック歌手としてデビューした時代背景や、若い時からかすれた声色が特徴だったことを考えれば、彼が喫煙者であることは容易に想像できたはずです。

けれども、(10年前のことですが)笑顔で堂々とステージ上で喫煙している彼の姿を実際にこの目で見てしまったら、いろいろ、あれやこれやと、彼のことが心配になってきて、気持ちが暗くなってしまいました。

実は以前、オペラ「カルメン」で、ステージ上のオペラ歌手たちが喫煙するという舞台演出がされているのを観たことがあります。
カルメンは物語上、タバコ工場に勤めているという設定だとはいえ、歌手が実際に喫煙する(させられている)という現実が信じられませんでした。

受動喫煙防止対策としての法律がしっかりと実施されるようになった現在では、音楽ホールは完全禁煙化されていますから、ステージ上で喫煙は不可能です。
けれども、喫煙そのものに対して、正しく認識していない人たちがまだまだたくさんいるということは、禁煙推進専門家として責任を感じざるを得ません。

件のショックを受けた動画から10年。
最近、桑田佳祐さんや佐野元春さんらと一緒に素敵な曲を発信している世良さんですが、タバコはやめてくれているでしょうか?

桑田佳祐さんも食道がんを患ったこともあり、以来、禁煙しているはずです。
おじさんたちには、まだまだこれからも元気でカッコよく活躍していってほしいです。
もしもタバコがやめられていないというのであれば、喜び勇んで専門医としてお手伝いする準備は万端整っております!!


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旅の足かせ

2022年06月15日 | 禁煙治療
週1回通っている仏語教室。
先日の自由会話の時間のお題は「最近興味がわいてきているもの」でした。

そのなかで、旅行をそろそろ考え始めているという人がいました。

3回目のワクチン接種もすませ、コロナ患者数も減少、政府がマスク無しでもよいと考える条件などというものを発表したりしているので、夏にはそろそろ旅行をしてみようかなと思っている人も多いのではないでしょうか?

では、どこに行きましょうか?

海外への旅行は、コロナや戦争、円安などの問題があってちょっと難しそうです。
なので、国内の少し遠くへ・・・というのが妥当なところでしょうか。

仏語教室のクラスメートのひとりは、お伊勢参りがしたいそうです。
当地からお伊勢参りするなら、新幹線で名古屋まで行って、そこから近鉄線を利用するというのが一般的のようです。

ただ、一緒に旅行したいパートナーが、マイカー利用を頑なに主張しており、加えてもっと近場への旅行を提案しているというのです。

色々話を聞いているうちに、以前、彼女のパートナーは喫煙者なのだと聞いたことがあったことを思い出しました。

おそらく、彼が公共交通機関の利用を拒否する理由は、コロナウィルスではなく、自身のニコチン依存症なのでしょう。
長時間、完全禁煙の電車や飛行機に乗っているのが、きっとつらいのです。

事実、それが理由で、ヨーロッパ旅行がしたくてもできないのだそうです。
せっかくフランス語を習っているのに、ヨーロッパやアフリカに行けないなんて!

パンデミックの長いトンネルから抜け出せても、ニコチン依存症を解消しておかなければ、楽しい旅行は夢のまた夢になってしまうのです。
禁煙治療をぜひおすすめしたいです。

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5kg以内なら・・・

2021年09月13日 | 禁煙治療



毎日体重計にのるようになってからわかったのですが、私は夕食に食べた米の量が、すぐに翌朝の体重に反映されるようなんです。
すぐに戻す努力をしないと、そのまま高止まりしてしまいます・・・
GUAHHH!!



禁煙したら太ってしまった、という話はよくききます。
「太るのが嫌だから、タバコはやめない」と豪語する喫煙者も、いまだに多いのでしょうか?

たしかに、「ガマンの禁煙法」は、口寂しさを紛らわそうとしたり、ニコチン切れのイライラからストレスがたまり、ついつい間食をしてしまうので、気づいたらそれまで着ていた服がキツイ・・・となりがちです。

けれども、ニコチンパッチやニコレット、あるいはチャンピックスといった禁煙補助薬を使ってしっかりと「禁煙治療」をすれば、禁煙後の体重増加が抑えられることがわかっています。

禁煙補助薬を使っていても、1-2kgくらいは体重が増えることがあります。
これはタバコをやめると脂肪代謝に変化がおこるといわれているからです。
ですが、これは生理的な現象としてとらえてよいことなので、「不健康な肥満」と考えなくてもよいのです。

禁煙外来の患者さんたちには、よくお話してきたことです。

最近、この禁煙後の体重増加について、信頼ある研究結果が発表されました。

禁煙して体重が増えても、5kg以内であれば、タバコを吸い続けている人よりも、心臓病のリスクは有意に減っているそうです。

禁煙して太ってしまったから、タバコをやめた甲斐がない・・・などとなげく必要はなく、やっぱり禁煙してよかった!と喜んでいいのです。

また、同研究では、禁煙時期が60歳未満の場合のほうが、リスクはより低かったことも確かめられました。

つまり、禁煙するつもりなら、なるべく早く始めるほうがいいということが、改めて確かめられたわけです。

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コンシェルジュ

2021年06月02日 | 禁煙治療
時々、病院の玄関先に立って、患者さんたちにご挨拶をしています。

ここだけの話ですが、院内ではこの役を「歩哨」と呼んでいます。
歩哨などと言うとまるで軍隊の見張り役みたいです。
が、実際、感染予防対策として、来院者に手のアルコール消毒とモニターによる体温チェックをしっかりと行ってもらうため、各部署の職員が協力しあって交代で人員を配置し、見張り役を務めています。

通りがかりに他の人が担当している様子を見てみると、たいていは真面目にモニター横に直立不動で立っているようなのですが、私は高級ホテルのドアマンやコンシェルジュになったつもりで、しゃかしゃかと動き回って、患者さんたちに対応しています。

人が来ないときは、玄関の外に出て爽やかな風にあたりながら、体操やストレッチをしたり、ベンチで車のお迎えを待っている患者さんがいれば、9世間話をしたり···
色々と発見や出会いがあるので、楽しいです。


病院職員というのは、その職務の性格上、昼食時さえも、勤務時間内は院外へ出ることはほぼないのですが、ある日、しょっちゅう「お出かけ」している職員がいることに気づきました。
彼は一度、アルコール消毒をしないで入館しようとしたことがあったので、以来、気にかけるようにしていました。

昨日も、彼がお出かけするのを見かけたので、戻ってきたときに声をかけてみました。


「ひょっとしてタバコですか?」


当たりでした。

「なんでわかるんですか?」

そりゃあ、わかりますよ。私、プロですから(笑)


折りしも、禁煙週間中です。
気になっていたことに触れてみました。


「お肌、カサカサして痒そうですね。」

「ああ、これ。尋常性乾癬なんですよ。皮膚科行って薬塗ってるけど、よくならないんだよね」

「やっぱりそうでしたか・・・タバコやめれば、だいぶ良くなると思いますけどねえ」

「えっ?そうなの?」

「はい、有名な話ですよ。皮膚科の先生に言われたことありませんでしたか?」


喫煙は尋常性乾癬を悪化させます。
論文はこちら。


玄関先でのほんの1-2分の会話でしたが、過去に禁煙補助薬を使ってみたことがあるけれど失敗したこと、いまでもタバコをやめたいと思っていることなどを話してくださいました。

「薬局でパッチやガムを購入してくれば、使い方のコツを教えますから、その時は声かけてくださいね」


タバコをやめるべき理由はいくつもあります。http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/essay/WHO20210222.pdf

でも、その人にとって何が一番の理由になりえるか?
そのことを一緒に考えてもらった、考えてくれる人がいる、と感じられる機会があると、禁煙への大きな一歩になるかもしれません。




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足利の山火事

2021年02月25日 | 禁煙治療
足利市の山火事がおさまりません。
心配です。

昨年のオーストラリアやアメリカの大規模な山火事のことがまだ記憶に新しいです。
山火事というのは、極度に乾燥した暑い土地で、風にあおられて木々がこすれ、自然発火して起こるのだと思っていました。

ところが、日本の山火事の原因は、タバコや焚火の不始末など、人為的なことがほとんどだそうです。
どんな小さな藪山でも昔から「火の用心」と書かれた看板を見かけるのは、そういう理由だったのですね。

足利の山火事も、火元はハイカーの休憩所であると推測されています。
もしかすると、誰かが何気なくポイと投げ捨てたタバコが原因かもしれません。
そう考えると、長年タバコ対策に医師としてかかわってきた立場としては、非常に複雑な気持ちになります。


人間の行動は、90%以上が無意識下で行われているといいます。
呼吸や心臓の動きなどは自律神経に支配されていて、私たちがいちいち意識しなくてもちゃんとできて、生きていられます。

例えば歩くときは、私たちは自然と左右の足を交互に出します。
まばたきも、無意識で行われています。

このように考えていくと、これらの生理的反射といったこと以外にも、私たちは日々の生活で習慣化し、意識せずに行っていることがとても多いことに気づきます。

車の運転でさえ、100%意識を使っているわけではありません。
もちろん、あまりぼーっとしていては事故を起こしてしまいますから、常に安全運転を心がけねばなりません。
逆に、心がけなければいけないと思うくらい、無意識化されてしまっている部分が多いともいえるのですね。

タバコのニコチンには強い依存性があります。
タバコを吸うという行動は基本的には薬物依存が原因となっている行動です。
それが何十万回も繰り返されるので、喫煙行動はかなり無意識化されている可能性があります。
実際、喫煙者に聞くと、しっかり自分で意識して吸っているのは、1日20本吸ううちの数本だけだという人が多いです。

それに加えて喫煙というのは、煙を吸って吐く・・・つまり、呼吸とともに行われています。
呼吸は無意識下に行われている最たるもののひとつですから、喫煙という行動をやめることが非常に困難な理由のひとつに、薬物依存という要素以外に、呼吸が関わっているからではないか・・・
私はそんなふうに以前からずっと思っていました。

残念なことに、吸殻のポイ捨ても、ひょっとしたら無意識にやってしまっている人が多いのかもしれません。


今、自宅近くに火の手が迫り、不安の中、避難を余儀なくされている人たちがいます。
学校にいけない子供たちがいます。
懸命に消火活動をしてくれている人たちがいます。
コロナ禍のなか、新たに発生した困難に、立ち向かっている多くの人たちがいます。

タバコを吸っているみなさん、たとえ意識をしていなくても、自分がいつかは火のもととなり、このような惨事を引き起こすことになるかもしれないと、今一度真剣に自分のこととして考えてもらえないでしょうか?

そして1日も早く、タバコをやめてください。







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ひみつだったこと

2020年09月10日 | 禁煙治療
今年の夏は、コロナの影響でドラマの撮影もままならず、枠を埋めるために昔放映された懐かしい番組が色々と再放送されていて、楽しんだ方も多いのではないでしょうか。

私の推しは「ビーチボーイズ」(1997年フジテレビ系)。

反町隆史さんと竹野内豊さんのダブル主演のトレンディードラマ。
17歳の広末涼子ちゃんが初々しいです。

もう20年以上も前の製作ですから、反町君と竹野内くんが当然のように喫煙するシーンが毎回みられ、気になります。

好みとしては断然、竹野内派ではあるのですが、昔から彼らはふたりとも私の「タバコを吸っている気になるあの人」のトップ5にリストアップされています。

アラフィフとなった彼らは、今でもタバコをまだ吸い続けているのでしょうか?

実は、ある日の新聞の切抜きを、自分の「タバコ関連記事ファイル」なるものに保存してあります。
今日は、本棚の整理をしていて、偶然その記事をまた目にしました。

2002年4月1日の朝日新聞。
「ひみつ」という題名がついているインタビュー記事です。

NHK大河ドラマ「利家とまつ」で織田信長を演じた反町隆志さんが健診をきっかけにタバコをやめようとしているといった内容が書かれてあります。
「吸いすぎ」と注意されて、禁煙補助薬を使いながら節煙したのだそうです。

うーん残念!
「節煙は禁煙の失敗のもと」なのです。

でも、ひみつを打ち明けていることは、かなり彼のやる気を表しているといえます。
実際に「ゼロはしんどいですね。でも、やりますよ」とおっしゃっていますから。
正しい方法を身につければ、禁煙成功率はかなりアップします。


まっ黒に日焼けしたビーチボーイを演じた彼が、実は泳げないというのには驚きましたが、幅広くアウトドアスポーツを楽しむ方であることが記事には書かれてあります。

奥様はご存知、松嶋菜々子さん。
きっとご家族一緒にアクティブライフを楽しんでいらっしゃるに違いありません。

きれいな空気と幸せをいっぱい吸い込んで、今後もますますのご活躍を期待しています!









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