きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

令和最初のお教室

2019年05月13日 | 喫煙防止教育


令和になって最初のタバコの授業は故郷の群馬県で。

母校の小学校で初めて授業をした時の養護の先生とのご縁でうかがうようになった渋川市立津久田小学校と赤城北中学校。
今年でもう8年め!

いつも授業は三学期の寒い時期で、大雪の年もありましたが、今年は新緑美しいこの季節。

津久田小では毎年4年生に授業をしています。
今年のクラスは少しおとなしい雰囲気。

鐘が鳴ると挨拶のあとそのまま授業に突入だったので、子どもたちにこんな質問をしてみました。

「さて、私は何の仕事をしている人でしょう?」


昨年から、学校へはなるべく着物で出かけています。
子どもたちに日本の伝統文化に慣れ親しんでもらいたいという気持ちからです。
というより、単純に自分が着たいからなんですけど(笑)

この日の私は、先日祖母の箪笥を整理していて見つけた青い着物に、自分で仕立てた久留米絣の半幅帯を締めていました。



さて、子どもたちの答えは・・・

「温泉で仕事してる人」

ああ、仲居さんね(笑)
それとも、旅館の女将のことかな?


「着物作る人?」

おお、なるほどね。
この着物はお祖母ちゃんが作ったのよ。

明治生まれの祖母が仕立てた着物を着た昭和生まれの医者が、平成生まれの子供たちを相手に、令和の時代に授業やってまーす!

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