ミドリノサラリーマン

京阪神中心のお花屋さん、ホームセンター、植物園やお花スポットに出没し、花を買いまくり、育てまくります。要注意。

「なぜ?」から始めよう

2005-07-26 | Weblog
・公理でさえも前提条件により真理は異なる。

・そもそも人生で大事なことの大半には正解など無い。
 必要なのは決意する意志で、「生きる」ということは
 「正解の無い問い」の正解を求め、悩み、努力することだ。
 悩まないやつは「生きていない」し、「正しい生き方」とは
 「正しい悩み」の別称であろう。

「想像力は頭の働き」か 安藤忠雄

2005-07-26 | Weblog
「想像力は頭の中の働きだけだと思われがちですが、そうとばかりは言えません。
実際に行動することで他社の痛みが分かり、見えないものへの想像を働かせられるようになる。想像力は感動体験とか生活感覚の中から生まれてくるものです。」

「もちろん、実際に体を動かすことに限らず、読書や映画などに接して感動することも大切な経験となります」

「人間はプロセスを踏んで成長していくこと、つまり年齢に応じた経験を積み重ねていくことが必要です。しかし現在は幼稚園、小学生、中学生、それぞれの段階で体験しておくべきことをしないままに大人になってします。知識の総量ばかり気にして、プロセスの重要性を親も教師も忘れている。生活の中にもプロセスがないんです。…」

「社会のデジタル化でプロセス軽視、体験軽視の傾向は強まるばかりです。色んな意味で、心の底から感動することが少なくなってしまい、頭の中ですべてを了解したと思い込んでいる」

「大人になってからでは遅い。子どもを自由にさせることです。自由を認めて初めて、子どもたちは体験の中で自分なりの価値基準を築き、判断力を高めていける。自由にはそれなりの責任がついて回ります。そのことが想像力を養うことにもなる。親は放任ではなく、子供を自由にさせる勇気が必要です」

「自由ということとは違いますが、小さい時に、苗木から木を育てさせるにも面白い。十㌢の苗が小学校卒業時には見上げる木になります」

「最近、失敗を極端に恐れる子どもがいますね。子ども自身、フラストレーションのまっただ中にいるのではないでしょうか。子どもが子どもらしく生きられない。でも、そうして育った子どもたちが次は親になる。今何かを変えないと、大変なことになる」

※安藤さんが言いたいことの主旨をまとめると、小さい頃から、ガーデニングをさせましょう、ということです。