「皮膚疾患」はデジタルに非ず,アナログなり


カテゴリ:医食住 (1) 定年退職者の目 192
サブテーマ:ひどくならないと医師の診断は?
ヒットしたページ: perlの活用
訪問者数:1月16日(木)28人 #病 #医師
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◆初診で軽く診られ,再診で重篤と診断されたことはありませんか。患者は長い間本やサイトの情報を調べ,自己診断をした上で医師に相談というのが私の方針です。ところが私の診断と医師の診立てが最初は違うんですね。

◆足の親指の爪との境がどうかすると痛いんです。些細な炎症が見られる程度で,常時痛みが続くわけではないのでメンソレータム程度の薬を使ってバンドエイドを貼り付ける処置をして医師に見せました。ささっと診て「反対の足を見せてみろ。同じようなもんだ。これはしもやけだ」診断を終わって,処方薬を薬局で受け取りました。これがものすごい量なんです。市販でチューブ入りの塗り薬は20gでも大きいほうですが,処方薬はカップに入った70gです。どれだけ塗り続けよとおっしゃるんでしょうか。
◆その後,朝晩塗り続けて数日,一向に最初と変わらず炎症も痛みもあり。ともするとひどくなっている状況が見られるわけです。ネットで調べるとそれらしい病名が見つかりました。ヒョウソの症状が当てはまるんです。ばい菌が入って炎症が起きてるようです。

◆1週間の経過報告ということで医師に見せました。診察室では昨日までより症状が明確になっていて,説明に真実味が増しました。ついに医師は「分かりました」といって定番の薬を処方してくれました。
◆初診で私が「感染しているかと思ってました」というと,全く否定されました。「そんなところへ菌が付くはずが無い」。「薬は市販のこんなのをつけています」とトリセツを見せました。「そんなものはダメだ」と一蹴されました。こんなやり取りがあったあとの再診時の決着でしたから私の見立ては正解だったわけです。通説では「早期に発見,早期に治療」と歌われています。現実はひどくならないと医師の診断がにぶるんです。患者の私は軽いうちに処置すれば早く治るのにという思いで医師を訪ねたのに結局日伸びさせられてしまったわけです。
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