ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★緑の絨毯を敷き詰めたような「仙北平野」、と・・・(おまけ、終)

2019年07月30日 | 四季のたより

 「おまけ」の記事で、「仙北平野」とはまったく関係ないのでご了解いただきたい。

 「仙北平野」の展望が開ける場所からもうひと登りして、杉並木の中を抜けると頂上に至る。テレビの中継塔が建つ頂上は木立に視界が遮られてあまり見晴らしが良くないが、北側は展望が開けている。その眺めである。

 すぐ下を「雄物川」が流れる。こうして見るとかなり蛇行していることがわかる。中央右寄りの家が建て込んでいるところは以前ブログに投稿した「旧神岡町北楢岡」、右端上の方、山の裾に広がる市街地は「旧西仙北町刈和野」である。

 遠くに青い山影が二つ望まれる。中央奥は「寒風山」、左手の一段高い山が「本山」、「真山」で、いずれも「男鹿市」の山である。ここまで見えることはめったにない。その中間の白いものかすかに光って見える辺りは「秋田市」の市街地である。その辺りをズームアップしてみる。

 右奥の山が「寒風山」で、その下に見える鉄塔は火力発電所で、白と赤の縞模様も識別できる。左に視線を移すと煙が上がっているところがある。「向浜」の製紙工場のようだ。

 煙の高さのところに山影よりの薄い水色が横に広がっている。「秋田湾」の海面である。「真昼岳」の頂上から海を見たことはあるが、ここから海が見えることは初めて知った。

 新調して間もないデジカメの性能を試すためにも、煙が上がる辺りをさらにズームアップしてみる。

 見える、見える。海がはっきり見える。そして、煙の右下に銀色に輝いているのは「秋田市立体育館」の特徴的な屋根。右端近くの黒っぽい高い建物は「秋田港」に建つ「セリオン」。昨年、「金農」の「吉田輝星」投手が「甲子園」で準優勝して帰って来た後、展望台のガラスにサインしたっけ。林立する風車、・・・・・。よく見える。煙の左脇に黒いシミ、拡大して見たらトンボだった。

 ここから「秋田市」まで直線距離で41km程。こんなによく見えたことと、新しいカメラの性能に一人感動しながら記事を終える。

 (終わり)


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