5月30日(2019年)に「西山」の「姫神山(大平山)」に登って、田植え直後の、田んぼに張られた水の色が一面に広がる「仙北平野」の様子をブログに投稿しました。そのブログでも書き込みましたが、稲が生長して田んぼが水色から緑に変わった平野の景色を眺めて見たいと思い、7月に入ってすぐ、「駒ヶ岳ムーミン谷」登山の足慣らしを兼ねて「姫神山」に登りました。しかし、この時は湿度が高かったせいか、景色が霞んで思うような眺望が得られませんでした。
それからしばらく経った7月16日の晴れた朝、ゴミを出しに行くと秋のように空気が澄んで、「東山」も「西山」もくっきりと見えていました。「姫神山」から「仙北平野」を眺める絶好の機会と思い、朝ご飯を食べた後さっそく出かけました。
この時は、足慣らしでなく平野を眺めるのが一番の目的だったので、麓の「姫神公園」登山口ではなく、中腹の「蛭川」登山口まで車で行き、そこから登ることにしました。車を走らせる途中、下から「姫神山」を見上げました。(以下、本文調で)
こんなにクッキリ見えることも珍しい。緑が輝くようである。これから向かう登山口のおよその位置と、下から見える登山道の一部、展望の開ける場所などを書き入れてみた。
その展望の開ける場所からの眺めた7月中旬の「仙北平野」が次の写真である。
階段が連なる木立の中の急坂を登っていくと、階段の一番上のところで急に展望が開ける。「東山」までクッキリ見渡せる。川が合流するすぐ奥の市街地が「大曲」の中心部である。
左手の方を少しズームアップする。
平野には緑の絨毯を敷き詰めたような田んぼが一面に広がる。すぐ下は「花館」の街並みである。出かける前に、「撮った写真を後で見せてほしい」と妻に言われた。この写真を二人で眺めながら「我が家はどこか」と探す。拡大すると、家は陰になって見えないが少し離れた裏の木立は確認できた。
5月30日は田んぼはこんな色合いだった。
5月30日のこの眺めから、「米作りにいそしむ1人ひとりの農業者の営みが平野の景色を一変させる」思いがすると書いたが、7月16日の眺めからは「稲の生命力、成長のたくましさが迫って来る」ような感じがする。
「雄物川」の左岸、花火大会会場近くの田んぼは、5月30日はこんな様子だった。
屋敷林の影を映していた田んぼが7月16にはこのようになった。
緑一面の田んぼの一部に雲の影が写っている。手前の河川敷の白っぽいところが花火の打ち上げ会場である。花火大会は8月の最終土曜日が開催日なので、今年は8月31日になる。川向うの河川敷一帯は数十万人の観覧客で埋まるであろう。
稲穂が熟し田んぼが黄金色の輝く9月にまた「仙北平野」の眺望を投稿したいと思う。
ということで、本題はここで終わりだが、この日はとりわけ遠くを見渡すことができたので、次回に「おまけ」としてその眺望もご覧いただきたいと思う。
(「おまけ」に続く)
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