●歩いた日:2018年7月18日(水)
●歩いた所
・六郷:古屋敷、宝門清水、本道町、馬町、西高方町
●歩いたログ(足跡)(道のり3.5km)
(以上の地図:国土地理院)
スタート直後に歩いた道をもう一度南に向かう。「御伊勢堂川」の橋を渡ってさらに真っすぐ進むとすぐ左手に、休憩所やトイレを備えた観光情報センターがある。脇には「六郷」の案内マップの看板があり、中には案内パンフレットなどが置いてある。「街歩き」に訪れ、「わくわく広場」に車を置いた人は、まずはここに来て散策の道筋を練るのがよいと思う。
観光情報センターから「わくわく広場」に戻る。車の前にある石造りの遊水施設である。
(「わくわく広場」の遊水施設)
車を止めた時には水が出ていなかったが、帰ってみると水が流れている。時間によって水の調整をしているようだ。
前掲写真の茶色の壁の家と水路沿いの白いフェンスが写る。フェンスの向こうは「太桂寺」である。
流れるきれいな水を見るといかにも涼しげであるが、この日は曇っていても気温は高く、かなり汗をかいてしまった。車のエアコンを強めにかけて家に向かう。
最後にまた昔の航空写真をご覧いただく。S51年とS23年を続けて掲げる。
(S51年)
(S23年)
S51年の写真をじっと見つめると、「諏訪神社」から東に少し行ったところに池のような形が写っている。「御台所清水」と思われる。S23年の写真で同じ場所と考えられるところを探すと、木立で囲まれた同じような形のところがあり、水路と思われる線が西に延びて「御伊勢堂川」に合流しているように見える。ここが「御台所清水」と考えて間違いないようだ。
本文で、「ハタチや清水」のところの十字路が少しカギ型になっていると書いた。S23年の写真を見て気が付いたが、東から延びてきた道が「ハタチや清水」のところで真っすぐ横断し、西に少し行ったところで現道と合流しているように見える。合流地点のところに写る木立は「久米清水」のようである。そう思って改めてS51年の写真を見ると、古い道跡と思われる家屋が建っていない空地があり、「久米清水」の木立もそのまま残っている。
「湧太郎」は古い酒蔵を改修して作られた、と書いたが、両年の写真に、その場所に大きな屋根の酒蔵が写っている。
「宝門清水」は両方の写真ではっきりとわかる。S23年の写真では木の枝に覆われて池はほんの少ししか見えないが、S51年では四角い池の形が見え、北側の部分を📷006に写る、水面に突き出した欅の木が覆っている。
(その7に続く)
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