<「丙一本木」の風景>
●歩いた日:2022年10月16日(日)
●歩いた所
・藤木 :丙一本木、谷地、甲板杭、乙板杭、丙板杭、小船場、甲万願寺
・金沢西根:下万願寺、中万願寺
●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)
(以上及び以下の地図:国土地理院)
(📷013から)再び元の道に出、家々の間を抜けると、先ほど渡った橋から南に延びる道との十字路に出る。そこで振り返る。
📸014:「中万願寺」の一角
奥から来たところ。左端、道案内板の支柱に「ここは中万願寺です」の看板。
この日はここから引き返すことにし、十字路を右手に向かう。歩きながら道端に目をやると、赤い粒々の花が咲いている。
(道端の赤い花)
「イヌタデ」である。あちこちに群生して咲くこの花を見ると、稲刈りを終えた田んぼとともに、秋を実感する。
「アカマンマ」とも呼ばれる。赤いまんま(飯)で、赤飯のことである。しごいてバラバラし、赤飯にみたててままごと遊びをしたことから、親しみを込めてそう呼んだようだ。
さらに進んだところでまた振り返る。
📸015:「中万願寺」を望む
家と家の間を抜けて手前に来たところ。道と並行して大きな水路と砂利道ながら広い農道が走る。
稲刈りが終わったこの時期に水路はいっぱい水を湛えているのはなぜだろう。奥に水路のゲートが見えるが、下(シモ)の方のゲートの開け忘れかな?。
さらに北に進んで、先ほど渡った「出川」の橋を渡り返した後、左に折れる。
📸016:「丙一本木」を望む
「丙一本木」の集落である。ログ地図を見ても分かるように非常に大きな集落で、「藤木」の中心集落の一つとも言える。
ただ、写る家々の左手、とりわけ大きな木立がある辺りは正確には「小船橋」で、なにやら「出川」に関連した地名のようだ。
その木立の近くまで進む。
📸017:「小船橋」の一角
この辺りは「旧大曲市藤木を往く」(2020.1.4~ブログ掲載)でも歩いているが、再びここに来ても、この大きな木立にはついカメラを向けてしまう。近くで見ると二本の木のようだ。電柱と比べると木の高さが一層よく分かる。寺社の境内以外でこれほどの木に出会うのは稀である。
(その7に続く)
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