<「四ツ屋古道」の十字路>
●歩いた日:2016年3月24日(木)
●歩いた所
・四ツ屋:上水吞場、吉清館、小萱場、草刈野、草刈野上川原、八幡野、中台、川口、新屋敷、虎ノ口、中古道、上古道、上原野
●歩いたログ(足跡)(道のり7.3km)
(以上の地図:国土地理院)
(📷008の地点から) さらに進むと大きな水路に架かる橋があり、橋を渡ると「古道」の十字路である。十字路まで行って橋を渡り返して少し戻り、西に細々と延びるあぜ道に向かう。あぜ道はやがて大きな水路沿いの農道になり、その後、水路にかかる橋のたもとで「古道」の十字路から延びる車道に出る。
📷009:「虎ノ口」の一角
水路が2本走る。まだ3月なので、水路沿いには草はまだ芽を出しておらず、草を刈り取った直後のようにきれいだ。
水路の奥、右手一帯は「虎の口」である。「虎」は「寅」で、東北東の方向を指す。ログ地図を見てもわかるように、この場所は「新谷地」の中心部の東北東の位置に当たり、それが地名の由来のようだ。
この後、その「新谷地」の中心部、「小萱場」、「吉清館」を抜け、いったん車に戻る。
この日は再び車で移動し、「国道105号」から少し西に入ったところ、「上古道」にあるマンションのような大きな建物(「東北農業研究センター大仙研究拠点」の職員住宅)の広い敷地の隅に車を置いて、再び歩き始める。
車を出てすぐ右折し、田んぼ中の道を来たに向かう。集落に少し入ったところで行く手を望む。
📷010:「古道」の一角
道の右(東)側は「上古道」、左(西)側は「中古道」である。ログ地図中央下部、国道の西側にある「東北農業研究センター大仙研究拠点」は「下古道」である。
道の奥が📷008:「新屋敷」の一角で書いた「古道」の十字路で、そこを右に折れたところでカメラを取り出す。
📷011:「古道」の十字路
左手から出て来たところ。先ほどは右手からこの十字路で出て引き返した。
「地名への・・・」によると、「古道」は「元の道、古い道」、あるいは、「古」は「ふるう(振るう)」で、元の道が崩壊した場所、地滑りが起きやすい場所とある。前掲の写真やこの写真を見ると、古い歴史のようなものが感じられ、「元の道、古い道」が由来ではないかと思ってしまう。
ここからいったん背後(東)に向かい、「上古道」の家々のたたずまいなどを眺め、すぐ引き返して十字路から奥に向かう。道の左手に一面田んぼが広がる道をしばらく行くと、先にも書いたように大きな水路に架かる橋がある。その橋を渡ると📷009の道になるが、橋を渡らず、手前から左手に延びる細い道に向かう。
左手の田んぼ中に社が見える。
📷012:「中古道」の社
田んぼの中に木立に囲まれて社がぽつんと建つ。奥は、先ほど右から左に向かって歩いた道沿いに連なる「中古道」の家々である。集落からこんなに離れた場所になぜ建てられたのだろうか。
(その4に続く)
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