●歩いた日:2016年12月26日(月)
●歩いた所:大嶋・下沖田・麻生田・上沖田・中井村・稲荷・富慶・谷地中(「谷地中」だけは旧大曲市大曲)
●歩いたログ(道のり:8.2km)
(以上の地図:国土地理院)
📷008:「富慶」から「鳥海山」を望む
十字路目指して西に進む。この日歩き始めてからずっと「鳥海山」が見えていた。「鳥海山」全体が姿を現す機会は、この時期はかなり少ないので、どこで撮ろうかと思いながら歩いていた。歩いているうちにだんだん霞んできたが、ここがいいポイントと思い、カメラに収める。
「仙北平野」から眺める「鳥海山」は、左右の稜線が対称で、「富士山」のような形をしている。まさしく県民歌の「秀麗無比なる」の歌詞にふさわしい。
「駒ヶ岳」はくっきり見えるのに、「鳥海山」は霞んでいるので、試しに二つの山まで距離を地図で測ってみる。「駒ヶ岳」までは40㎞ほど、「鳥海山」までは55㎞ほどである。ちなみに「岩手山」までは60㎞ほど。
蛇足だが、「旧横手市」の「横手公園」展望台からは、同じ形の「鳥海山」をもっと間近に見ることができる。春先に、妻とこの公園を訪れた時、「フジサン?、フジサン?」といって二人連れが近づいてくる。顔は日本人と同じだが、どうも日本語ができない外国人で、「あれは富士山か?」と聞いているのだとわかってびっくり。「ノーノー、チョウカイサン、デワフジ」と答えたが、通じたかどうかはわからない。
さらに西に進んで、「戸蒔」の十字路の手前でカメラを取り出す。
📷009:「戸蒔」十字路
写真では、「大曲バイパス」は左右に通っている。今歩いて来た手前の道は、赤信号で車が渋滞している。真っすぐ行った、青と赤の看板のところが「タカヤナギ」駐車場への入口である。
冒頭のログの地図をみてもわかるように、この辺のバイパス西側には、大きな店や飲食店などの建物がが立ち並んでいる。
写真の1の白い家、2の木立のある家、3の黒っぽい大きな屋根の家に注目し、次の、S51年の航空写真(国土地理院)をご覧いただきたい。
📷009の写真の3軒の家の付近のS51年の様子である。ご覧のように、丁字路のそばにあった家は、広々とした田んぼの真っただ中にあり、静かな田園のたたずまいである。
しかし、次の写真のように、その後、1と2の家の間をバイパスが通り、さらにバイパスから2の家の前を西に延びる新しい道路がつけられて、📷009のような環境に一変した。ちなみに、バイパスはH5年に開通したようである。
ログの地図では、🅿や📷の印で陰になってわかりづらいが、以前の丁字路付近の道は、バイバスの両側に今も残っている。
写真を撮った後、地下道をくぐり返してバイパスの西側に渡り、2の家の北側や3の家の脇に残る古い道を覗いてから、車に戻る。
(終わり)
●ブログに掲載したログ(足跡)の累計
(以上の地図:国土地理院)
次回からは、「旧神岡町神宮寺」、といっても「神宮寺」の街からは少し離れたところを投稿する予定です。
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