●歩いた日:2019年2月14日(木)
●歩いた所
・清 水:中村、七曲、下大蔵、下黒土、鶴田、高田
・鑓見内:水上
●歩いたログ(足跡)(道のり5.3km)
(以上の地図:国土地理院)
「北川」沿いに立派な板塀が見える。その奥には大きな建物の高い屋根がのぞく。とりわけ大きな家のようなので近くから見たいと思い、川沿いの道を進んで奥に架かる橋を渡り、家の正面側に回り込んでみる。
📷003:「水上」の一角
道正面の車庫と思われる白い建物の脇を手前に歩いてきたところ。奥の杉木立の下には社が建っていたように思う。
車庫の左奥の建物は蔵のようだ。車庫脇に門柱が立ち、その左手、木立の枝の間からのぞく白い壁の大きな建物が、前掲写真に屋根が写っていた建物のようだ。寺のようにも見えるが個人の住宅なのだろう。だとすると、あまり覗き見るのははばかられるので、もとの道まで引き返す。
また北に進む。左に緩くカーブする道端に建物がぽつんと建つ。
(「水上・七曲」の集落会館)
入り口上の看板を読むと「水上七曲多目的センター」とある。前述したように「水上」は「鑓見内」に、「七曲」は「清水」に属しているが、集落の会館は普通自治会(部落会)が管理するので、ここは昔の境界を越えて自治会を形成しているのだろうか。写真では奥行きが2間しかない小さな建物に見えるが、実際は陰にもう数間奥行きのある建屋があり、それなりに広い会館である。
会館前から北に少し行くと丁字路に突き当たる。そこを右に折れて東に進む。左手前方に見事な枝ぶりの大きな木が聳える。
📷004:「下黒土」のクヌギの大木
葉を落としているので、枝ぶりがよくわかる。なかなか出会うことのない大木で、長い時代にわたってここの移り変わりを眺めてきた木であろう、と思わず考えてしまう。
木の奥の大きな集落は「下黒土」である。「黒土」(地名)は「地名への・・」によると「斉内川」下流の、文字通り黒土に覆われた肥沃な地帯、とある。この後、「北川」の北側の道をしばらく歩いたが、その道筋全部が「下黒土」で、相当広い。ちなみに、写真に写る家々の地番を調べると1000番を超える地番となっている。1000番代の地番には初めて出会った気がする。
この写真を撮った時は木の種類はわからなかったが、近づくと白い標柱に「クヌギ」と書いてある。
(阿彌陀堂の「クヌギ」)
標柱に「大仙市指定文化財 阿彌陀堂のクヌギ」とある。奥は阿彌陀様を祀っているお堂なのだろう。雪がなければ境内に入ってお堂を正面から眺めたいところだが、入れない。それにしても太い幹である。樹齢はどの位だろうか。
(その3に続く)
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