<「錦秋湖」越しに南を望む>
「錦秋湖」の位置。
「錦秋湖」付近の拡大図。
(以上の地図:国土地理院)
(「和賀仙人橋」の)すぐ下流側に、並行して古い橋がかかっている。橋を渡り切って、帰りはその橋を歩く。
(1:「和賀仙人橋」から下流を望む)
奥の山の上の方は白っぽい木々があり、盛りをやや過ぎているようだ。
渡っている古い橋は、架け替えられる前の橋と思われるが、よく車が通ったものだと思われるくらい狭い。
先ほど、道の駅から東に向かう時、道の駅のすぐ下に展望所(「2」の場所)があり、何台かの車が停まっていたので、そこから「錦秋湖」を望む。
(2:道の駅下から「錦秋湖」を望む)
渇水期なので水位はだいぶ低い。
左手に見える白い建物はダム管理事務所で、ダムサイトはその奥にあるようだ。
湖の中にある尖がった島は、拡大図の地図にも見える。
さらに引き返して、湖にかかる橋のたもと、「3」から南を望む。
(3:「錦秋湖」越しに南を望む)
湖面と二つの山の構図がいい場所だ。逆光だが、日が当たっている斜面、湖畔のススキが輝いている。
見える橋は「北上線」の鉄橋で、列車に乗って紅葉を見るのもいいようだ。その奥の山裾を高速道路が通っており、時折り走る車が見える。
紅葉がきれいだということは新緑もよいはずだ。湖の水位も上がる新緑の季節にまた来てみたい。
「ほっとゆだ駅」少し手前の「4」の場所まで戻る。ここは湖畔に下る道があり、ここには湖底に土砂が溜まるのを防ぐ貯砂ダムが築かれている。また、ダム手前一体の湖岸は、野球場やボート練習場などをあわせ持つ広々とした公園になっている。
公園から引き返し、「4」の地点から「湯田」の街方面を望む。
(4:湖畔から「湯田」の街を望む)
中央、湖越しの家並が「湯田」の街。標高が少し下がったようで、これまでの景色よりやや緑が多い。
右端に「北上線」の鉄橋が写る。拡大図の地図を見てわかるように、湖の上で大きくカーブしている珍しい鉄橋である。
左手奥の山あいに、高速道路の橋が見える。
この後、「ほっとゆだ駅」前のレストランで昼食を摂ろうとした、非常の混んでいたので入るのを諦め、「横手市山内」にある「道の駅 さんない」で少し遅い昼食を摂り、我が家へ戻る。
ところで、「秋田県」と「岩手県」の境は南北に「奥羽山脈」が走っているが、「国道107号」が走る県境付近は標高がぐーんと低くなっていて、峠らしい道を通ることなく往来することができる。また、「湯田」は「岩手県」ながら「北上」よりもむしろ「横手」に近い。そんなことから、「湯田」から「横手」の高校生に通って来たり(私の同学年にもいた)、「横手」周辺から「湯田」に湯治に行く(私の祖父母を含め、「仙北」の我が家の近くからも「湯田」に湯治に行く人がいた。子供の頃の私も祖父母の湯治にくっついて行った。)、あるいは農閑期に「湯田」の温泉街に働きに行く人もいたようだ。県は異なっても、「湯田」は「秋田」と様々な交流があったところである。
(終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます