ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

旧仙北町高梨・横堀を往く(その3)

2016年12月11日 | 旧仙北町を往く

●歩いた日:20161110日(木)

●歩いた所:川前・天ヶ沢・元田茂木・下田茂木・中田茂木・上田茂木・沖田・大和田

●歩いたログ(道のり:7.7km

(地図:国土地理院)

📷006:「沖田」の集落を望む

  西へさらに進む。この辺は「沖田」である。「沖田」という地名は、「地名へのいざない」によると、大仙市に11カ所あるという。「前方に広がる広々とした平野」、「はるか向こうの田んぼ」に由来するとある。なるほど、ここ「高梨」の「戸地谷」地域は、広々とした田んぼの中に、集落や屋敷林のある家が点在して、いかにも農村らしい雰囲気を漂わせている。 

 前方に「沖田」の集落が近づいたところで、カメラを取り出す。「姫神山」をバックにした景色は、よき田舎の風景である。

 道は、写真の家の手前で左に折れ、また右に曲がって、さらに西へ続く。

 次いでながら、「沖田」の地名の雰囲気を感じていただくために、昭和23年の航空写真(国土地理院)をご覧いただきたい。

 写真左上の「窪関川」と、右下の「川口川」に挟まれた「戸地谷」地域一帯は、当時すでに区画整理がなされている。広々とした田んぼの中に家々が点在している様子は、文字通り「沖田」である。

📷007:紅葉の「大和田」集落

  カギ型に曲がりながら「沖田」の家並みの中を通り抜けて、さらに西に進む。この辺は、「大曲」の市街に近いので、道の左側、少しは離れたところは、「川前」の住宅団地になっている。 

 やがて、見事に紅葉した木立が見えるので、カメラに収める。 

 中央の高い木立は、屋敷林もあるが、奥の高い木々は、「窪関川」脇に建つ神社の境内の木である。薄っすらと積もる雪、杉の濃い緑と紅葉のコントラストは、北国の農村の風景である。

 この後、その神社に立ち寄り、引返して車を駐車してある場所へ向かうが、道を一本通りを行き過ぎてしまい、また、引返してたどり着く。

(終わり)

(これまでブログに掲載したログの累計)

 赤い線が少しずつ増えてきました。

 


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