ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町長信田を往く-3(その5)

2020年08月26日 | 旧太田町を往く

<「根笹」の道端の花壇>

●歩いた日:2020年7月17日(金)

●歩いた所

 ・小神成:田ノ尻、南田ノ尻、北田ノ尻、大面、桜木、北野、小田中、根笹

 ・太 田:築地古館

 ・東今泉:大信田

 ・斉 内:高野、栗木

●歩いたログ(足跡)(道のり5.9km)

(以上の地図:国土地理院)

 (📷012地点の)小学校前の三叉路で県道を離れ、やや狭い道を西に少し行くとまた花壇がある。

(「北野」の花壇)

 奥の看板に「北小神成」とあり、「田ノ尻」と同じく鉄道駅に模した案内板になっている。そのほかの看板も全く同じである。きれいに手入れされたこんな花壇に出会うと、なんとなくうれしい気持ちになる。
 花壇から少し行くと、塀を巡らせたりっぱ門構えの家がある。庭木の様子をみると空家のようであるが、門の前には花を植えたプランターが二つ置かれている。
 引き続きしばらく西に進む。

📷013:「根笹」辺りの道

 右手の植木はよく手入れされ、道端には花を植えてある。大きな木立とあいまって、農村ならではの落ち着いた美しい風景である。
 さらに西に進むと、十字路脇にまた花壇がある。花壇の写真はもう撮らないと思っていたが、思わずシャッターを切ってしまう。

📷014:「根笹」の花壇

 左手の道を奥から来たが、その道沿いと園内の通路に、花を植えた大きな樽を並べてある。なかなか圧巻である。昔はどこの家でも漬物や味噌づくりのために何個も樽があった。我が家にも大きな樽が小屋の一角を占めている。使われなくなった樽を持ち出してきたのだろう。
 奥の看板に「小神成部落会」とある。ここは花壇というより花畑で、右手にもずっと続いており、これまで見た中で一番広い。
 十字路を左に折れ、「田ノ尻」へ向かう。途中で東を望む。

📷015:「栗木」の一角から東を望む

 大きな杉木立が連なる辺りが「築地古館」で、「長信田」の中心集落らしいどっしりとしたたたずまいである。
 奥に「大台スキー場」。その上に屏風のように連なる山が「大台」である。
 「田ノ尻」集落に入るすぐ手前で行く手にカメラを向ける。

📷016:「田ノ尻」集落の一角3

 こちらには「花の里」の看板が立っている。
 道沿いには広い屋敷のなかに大きな家がゆったりと建っている。いかにも古い集落の趣である
 集落の中を進み、📷001に写っていた花壇のところに至る。そこでハッと思い起こしてみると、「田沢疎水」の大きな用水路が「田ノ尻」を通っているはずだが、それを越えた記憶がない。そこで南の方を望むと・・。

(「田ノ尻」集落の一角4)

 花壇の向こうに水路が見える。集落の中は水路に覆いがかけられ、その上に花壇が作られているのに気付く。安全と環境美化のためになかなかいいアイディアだ。

(その6に続く)


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