<S51年の「大曲駅」付近の航空写真>
●歩いた日:2019年12月9日(月)
●歩いた所
・大曲:通町、中通町、黒瀬町、大町、上大町、栄町、上栄町、日の出町、金谷町
※ いずれも新町名である。正式には町名の前に「大曲」が付く。
●歩いたログ(足跡)(道のり5.8km)
(以上の地図:国土地理院)
※ 市街地で見づらいですが、ご容赦願います。
📷017:「大曲駅」近くの「黒瀬町」の通り
道突き当りの右手が「大曲駅」。左手に「ホテル ルートイン」が見える。道右手に飲食店ビルが二つ並ぶ。写真を拡大して看板にある飲食店の数を数えると53ある。一番手前の看板は文字が薄れており、もう営業していないように見えるが、それにしても相当の数である。
奥に進んで、駅のすぐ手前で振り返る。
📷019:「通町」の一角
冒頭写真の「花火通り商店街」の看板近いこの辺りは「通町」になる。道奥に前掲の飲食店ビルが見える。
ログ地図を見るとわかるように、この通りのすぐ東側(写真では左側に並ぶ建物の裏側)を「奥羽本線」が並行して通っている。写真に写る通りの一番奥の左手辺りが「黒瀬踏切」のあった場所である。後で昔の航空写真で見てみたいと思う。
駅前の交差点を渡り、車を停めてある有料駐車場に戻る。駐車料金を支払おうと100円玉を何個か準備して駐車券を挿入すると、駐車料金はなんと50円!!。慌てて小銭入れから50円玉を探し出して投入する。
最後にいつものように昔の航空写真をご覧いただく。まずはS51年の街の北部の写真。
(S51年:街北部)
中央やや上に「大曲駅」、下に「丸子川」が写る。右上の端の方に新しく住宅街が形成されているが、駅の北側から東側にかけてはまだ大半は田んぼのままである。
左上隅から南東、そして南にまっすぐ延びる道が、「大曲バイパス」が開通する以前の「国道13号」。
駅前の現「花火通り」沿いにある白い大きな屋根の建物が、昔懐かしい「月岡劇場」。そこから南に下がった十字路脇に「タカナヤギ」がある。建物からはまだデパートのままのように見えるが、デパ地下のようにしてスーパーの営業も始めていたかもしれない。
右寄りの「丸子川」に近い位置に「黒瀬踏切」が写っている。これも懐かしい。本文で書いたように、駅方面から来て踏切を渡るとすぐ丁字路になっていて、旧「角館街道」は左に折れていた。なお、この角に寿司屋さん?があって、中学校の同級生数名と酒飲みした記憶がある。
ピンク色の線は「江戸時代」の「羽州街道」をたどってみたものである。本文でも触れたが、駅から「タカヤナギ」までの通りはM37年に「大曲駅」ができてからの新道である。北(「花館」方面)からきた羽州街道は、「花火通り」の西側、現在は裏道になっているところを通り、カギ型に曲がって「丸子橋」に向かっていたようだ。
橙色の線は現在通っている道路の道筋である。「黒瀬踏切」よりさらに「丸子川」に近い場所にアンダーパスができ、踏切は廃止された。「タカヤナギ」脇の十字路から西にも真っすぐの道が整備された。その道筋に大きな木が写る。枝ぶりからかなりの大木である。木に接するようにしてその北側を東西に通る道がある。この通り沿いには多くの飲食店が集まっていた。若い頃、「大曲」の職場に勤めていた仕事仲間と何回か飲んだことがある。その時、この大きな木を見たような気?がする。
(その11に続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます