ベルリン美術館展は東京都美術館から数分の国立西洋美術館で開催してます。(17日まで)
青い空と気持ちの良い風の午後3時でした。
缶ビールでも飲みたくなる天気です!飲み屋のハシゴは若いころしてましたが、美術館のハシゴは初めてです。
ほどなく看板が!今日のもう一つの目玉。
チケットは30秒で買えてすぐに入館できました。1500円である。こちらはあまり人気が無いのかとおもいました。
入ってみてビックリ!絵画中心かと思っていたら彫刻が半分???
出品数は107品プラス4品とかなりの数。15世紀から18世紀までと幅広い。
私は、彫刻・宗教絵画・物語絵画や彫刻(物語を題材にした絵画や彫刻で16世紀以降はあまり流行らない)が大の苦手。しかし、一つだけ知っている彫刻が「龍を退治する馬上の聖ゲルオギウス」である。以前に観た宗教や悪魔との戦いを描いたような映画で観たり、美術番組でも観ました。まさに物語である。
そして17世紀、やっと目玉の「真珠の首飾りの少女」である。先ほどまではとても歩きやすかったのですが人だかりが。「耳飾り」は整列で数秒でしたが、こちらは頭越しではあるが3メートル弱の距離で長く観ていられた。10分近く観ていただろうか。
フェリメールの映画を以前深夜に観た事がある。「耳飾り」は雇っていたメイドをモデルのして描いた物で酷く曲がった人生の様だ。あまりにそのメイドにフェリメールが特別に扱うことに婦人が激怒し、ナイフで絵を切ろうとするが・・・。そして、メイドは解雇され渡されたチーフを開くと耳飾りが!物語はそこで終わる。
二つの展示の作品リストですがやはり初来日で馴染みの無い「首飾り」なのか、「都」と「国」の違いだろうか?
左がマウリッツハイス美術館展・右がベルリン美術館展。右が一般的な作品リストである。マウリッツハイス美術館展の作品リストは上質紙でカラー印刷。表紙を除く14ページ構成。かなりお金を掛けた造りです!
内側もこんな感じのページが続く。
大変お腹がいっぱいになったが常設展の松方コレクションも・・・。
それはまた次回!!!