三月三日のこの日しか発売しない
「よもぎ大福」に急ぎます。
つれあいの去年の雪辱、
お願いコールを受けて朝7時半からバスを乗り継いで、
音羽二丁目バス停に到着、斜め向かいには、講談社。
時計を見ると8時半、すでに10人は並んでます。
去年は50人いたような。
開店まで1時間、小雨と風が冷たい。
ヒートテックで身を固め、毛糸の帽子に耳あて付けて万全です。
時間がありすぎて、隣の方と大福談義で盛り上がります。
予約不可、午後過ぎには売り切れのプラチナ大福。
「東京三大豆大福」と呼ばれる御三家は
「群林堂」「瑞穂」「松島屋」 列が動きだしました。
みんな両手に重そうな袋を下げて、勝ち誇ったようにのれんから出てきます。
私の番がきました。
"よもぎ大福と豆大福ふたつずつと
桜餅こし餡とつぶ餡一個ずつ" 計6個でちょうど1000円。
細長いお弁当箱に動かないように詰めてもらい、
手ぬぐいで包み、カメラバックに収めます。
小豆は十勝産えりも小豆
もち米は佐賀県産
赤えんどうは富良野産の厳選素材。
つぶ餡を包み込む柔らかな餅には、赤えんどう豆がたっぷりです。
まだ「ほわっと」湯気の上がる出来立てです。
よもぎ大福は、草の香も高くいい色合いです。
私も勝ち誇ったように、のれんをはらいます。
あまり訪れない場所なので、ここからぶらぶら散歩しながら、ジム方面に向かいます。
跡見学園、御茶ノ水女子大をとおり、「小石川植物園」の脇を登っていきます。
白山通りに出て本駒込に向かいます。
途中、紫陽花で有名な「白山神社」があります。
まだ梅は、この寒さでは、つぼみです。
西日暮里に向かって、横路地を入っていきます。
なんでしょう、変わった形の建物です。
「ファーブル昆虫館 虫の詩人の館」とあります。
ファーブル『昆虫記』の原書や、地下には、ファーブルの生まれた家が再現されているそうです。
道灌山通りにて出てきました。
開成学園の向かいに「Booooose」というレストランを見つけました。
手頃なランチがあったので、入ってみることにします。
奥の窓側の一人がけに案内されます。
壁には、フライフイッシングの額絵が所狭しと飾られ、主人の趣味を感じます。
わたしも好きなジャンル、落ち着いた雰囲気を作り出しています。
本日のパスタランチA1を選びます。
しらす、ししとう、フレッシュトマトのペペロンチーノのパスタに、サラダ・バケット・デザート・コーヒーが付きます。
厨房にご主人と給仕の奥さん、二人だけでスマートに気の利いた給仕をしてくれます。
パスタもデザートも美味しく、つれあいを誘って伺うお店になりました。
帰り際、店の名前の意味を聞いたら「ボウ~ズ」と。
"なぜ" と 聞き返すと
ご主人が厨房の奥で、頭を指さしています。
気さくなお店です。
今度はディナーで伺いたいお店です。
家に帰ってお弁当箱を開けると、大福たちがいびつな形に
歩きすぎたようです。
このあと三日後の
昨年のように救急車で運ばれないよう用心します。
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