
長崎に住んだ4年間、山の上のこの黄色いアパートにずっと住んでました


まさにこの窓から毎日長崎らしい景色、夜景を眺めていたものです


これがその景色。懐かしいです!
今回帰る日の朝少し時間があったので、かつて住んでいた家まで行って来ました。
この場所は坂本地区と呼ばれる場所。原爆中心地からは約800m。私の家は最後には原付も入れなくなる細くて狭い坂&階段の上なのですが、下ると、被曝したけれど生き残った大クスで有名な山王神社と、これまた原爆の爆風により片足になった片足鳥居がある、そんな場所です。
大阪から長崎に引っ越す際に、なぜか大学近くではなく、山の上に住みたくなった私



そして、何と今回初めて認識したのですが、その私の家を下ったところに時津から浦上街道が通っていて、何とその道を26聖人が通って西坂に向かったそうです。しかもパウロ三木が告解(カトリックの方が神父に罪を告白すること)したのが、その山王神社周辺だと言われているそうなのです。

かつての我が家のすぐ側に植わっていた、今や長崎の天然記念物指定されている樹齢500年の大クスは、26聖人が歩いた417年前も、原爆が落とされた69年前もそこにいたんだなぁと思うと不思議な気分になりました。
当時住んでたのにあまり考えてなかった原爆のこと、26聖人の殉教のこと、改めて想わされた時となりました。
貴重な時間でした
