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館内も勿論、人でいっぱいです。
作品を鑑賞するのにも大変です、作品の前の人が中々進まないのです。
係り員の方が「立ち止まらずに前にお進み下さい」と案内されますが
思うようにいきません。
まぁ、一時間あまり待ったのですから解らないでもないですがね。
今回の展示品に国宝の作品が五つ展示されています。
”洛中洛外図屏風”(狩野永徳筆)
”檜図屏風”(狩野永徳筆)
”花鳥図襖”(狩野永徳筆)
”琴棋書画図襖”(狩野永徳筆)
”竹虎図壁貼付”(狩野松栄筆)
中でもやはり「洛中洛外図屏風」は一番人盛りしていた(私がいた時間内で)。
そしてもうひとつ ”唐獅子図屏風”です。
スケールの大きさに圧倒されます。
必見の価値充分です。
天才と言われる人はさすがに凄いです。
なかでも私が一番感銘を受けたのは、「檜図屏風」です。
檜の荒々しい姿、形にしばらくの間見入ってました。
この作品は、永徳晩年の作品であり48歳で生涯をとじたのも
現代でいう過労死ではなかったかと言われているそうです。
私は、この絵に永徳自身の想いが込められているように思います。
若いころのエネルギッシュな自分を取り戻したい、あの頃の自分に
戻りたい気持ちを表現している様に感じました。
写真は、噴水越しの京都国立博物館