ググル教えて

あなたに、前から一度聞いてみたかったこと

消学校の校舎立替について ②

2009-08-13 03:25:55 | Weblog
その② 移植した木をみんなで見に行きましょう

ところが、これが、後に禍根を残します。
検討会の中では一切、移植費用のことについては、触れなかったようです。

大きな木の移植です。庭の椿を植え替えるのとは訳が違います。
移植しやすい木と、しにくい木があるのです。
簡単に抜いて、植えなおせば良いわけではありません。

抜くためには、周り、四方に根が張っていますので、木の回りを掘りぬいて、根を切り詰めます。
できれば、ここで、一旦、埋め戻して、十分養生しなくてはいけませんが、でも、そんな、時間の余裕もありません。
 大型トラックでの、深夜の搬送費用、何百万も掛かってしまいました。

当時の校長先生は、父兄と業者の間に立って、相当、悩んでいらっしゃったようです。
校舎は完成しても、なぜか、校庭の整備はそのままで、2年も草ぼうぼうのままになってしまいました。
少しずつ校庭が完成したのは、やっとその2年後です。
コウテイノ セイビヒヨウヲ イショクヒヨウニ アテテ シマッタヨウデス
1年生で、校舎の立替が始まり、4年生の時に校舎は完成しましたが、校庭ができません。
結局6年生になって、初めて、校庭で運動会ができたのです。
ひどい話です。

読み聞かせの方々も、良かれと思って、意見されたのでしょうが、良い結果にはなりませんでした。

切った木で、何か椅子とか作り、残そうというアイデアも出たようですが、立ち消えになったようです。
費用をはっきり言えばよかったのに。 募金を集める方法もあったはずです。
やりたくないなら、はっきり、費用を示せばよかったのにと思います。
このあとの建替え予定のある小学校では、これを、教訓に話が進められてます。

メタセコイヤを調べて、一つ疑問があります。 
中国の奥地で40年前に始めて発見されて、それまでは、古代の木で絶滅したと思われていた杉だそうです。
しかし、今では各地に植栽されています。
それでは、彼らの言う、何百年も前の杉とはどの木の事だったのでしょうか。不思議です。