日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は15日、フランス共産党のバンサン・ブレ全国執行委員・国際担当責任者とオンラインでの会談を行いました。
両者は、昨年9月の志位和夫議長のパリ訪問とファビアン・ルセル全国書記との両党首脳会談が重要な意義をもったことを互いに評価しました。今後の協力について、日本被団協がノーベル平和賞を受賞した後に迎える被爆80年をどのように記念するかについて話し合いました。
また、両者は、フランスと日本の政治情勢とそれぞれの党活動、欧州とアジアなど地域の情勢について報告しあい、意見交換しました。
ブレ氏は、トランプ次期米大統領が北大西洋条約機構(NATO)諸国に対して国内総生産(GDP)比5%の軍事費増を求める表明を行い、極右政党代表を就任式に招待し関係を深めている問題などについての懸念と反撃の闘いについて語りました。
緒方氏は、昨年11月のカンボジアでのアジア政党国際会議(ICAPP)総会での議論と採択されたプノンペン宣言について、地政学的な対立が深まり国際協力が後退している状況に対して対話と包摂を押し出した意義を紹介しました。
会談には、日本側から米沢博史国際局員が、フランス側からドミニク・バリ国際部アジア担当が参加しました。
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