やまだです。


“喫茶店”と呼ばれるコーヒー屋さんが好きです。
“カフェ”も好きですが、喫茶店がまとっているほっとする雰囲気が落ち着きます。
そのお店が愛されていることが、来ているお客さんからも感じられて居心地がいいです。
今回はそんな喫茶店を紹介します。
日比谷にある【珈琲館 紅鹿舎(ベニシカ)】です。
日比谷と有楽町と新橋のはざまに位置しています。
このあたりはそこら中に駅があるので、近くの駅であればどこからも徒歩圏内です。
今どき珍しい?喫煙可能な分煙スタイルのお店です。
軽食から食事、デザートまでメニューも豊富です。
なんといっても、全てのコーヒーメニューをサイフォンで淹れているのだから驚きです。
ほとんどのカフェでは、ドリップが主流ですが、サイフォンでしか淹れないというのは並々ならぬこだわりを感じます。
そして、ここで食べるべきなのがピザトースト!
ピザトーストは日本で生まれたメニューですが、元祖ピザトーストのお店として有名のようです。
そんなことは知らずに入ったので、ピザトーストが1000円以上することに驚きを隠せず、一体どんなピザトーストが来るのかドキドキソワソワしました。
そしてサーブされたピザトーストがこちら。

大きい!!!
予想を上回る大きさ。
ピザトーストっていうから、四角い食パンサイズを思い浮かべていましたが、全然違いました。
元祖の風格漂ってる〜!
溢れんばかりのチーズ。
こんなに気前よく乗ってるピザトーストは初めてです。
表面に少し焦げがあるのもまた嬉しい。
もちろん、タマネギ・ピーマン・マッシュルーム・ベーコンのトッピングもオンされています。
パン自体も分厚いのですが、かじるとふんわりとした食感。
そして伸びてくるチーズ。
これはほぼピザ!
ちょっと生地が厚めのピザです!
これが元祖ピザトーストか・・・。
今まで食べてきたものとは次元も重みも違いました。
そしてセットのコーヒー。
テーブルにコーヒーカップが運ばれてきて、直接サイフォンから注いでくれます。
サイフォンで淹れているだけあって、コーヒーがあつあつでした。
寒い冬にぴったりです。

とても飲みやすいスッキリとした味わい。
カカオの風味を感じるコーヒーでした。
お店ではコーヒー豆の販売もされていましたが、同じ豆を使っても、きっと淹れ方が違うと同じ味にはならないだろうなと思いました。
夜遅め20時の入店でしたが、次から次へとお客様が来ていたのも印象的でした。
パイやパフェも人気なようだったので、次回はそちらを食べてみたいです。
◆ 珈琲館 紅鹿舎
東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル 1F