やまだです。
最近よく聞く言葉【タイパ】。
みなさんは聞いたことありますか?
似たような言葉で、コスパがあります。
こちらはコストパフォーマンスの略語ですね。
ではタイパは?
タイムパフォーマンスの略語です。
時間対効果、かけた時間に対して得られる満足感や達成度を重視した行動をとることです。
効率の良さや生産性に重きを置いた考え方ですね。
この言葉が急速に使われるようになったのは、スマートフォンなどのデジタルツールやIT技術の進化により、たくさんの情報をまとめて処理できるようになったからだと言われています。
SNSが誰でも手軽にできるようになり、移動時間はもちろん信号待ちの間ですらもコンテンツ消費が可能になりました。
そのため、tiktokやYouTube Shorts、Instagramのリールなど、短い時間で視聴できるコンテンツの人気が急速に高まりました。
次から次へと流れてくる動画に、時間泥棒された経験のある方も多いでしょう。
こういったショート動画の人気には、「より効率的に情報収集をしたい」というユーザ側の需要があると考えられています。
個人的にタイパを意識するのは家事など日常の動作をしているときでしょうか。
いかに短時間で家事をこなすかを考えて実行できたときに達成感を味わえます。
例えば、30分でお弁当を作り終えて片付けまで終わらせるとか、朝のメイクを10分で納得いく顔にできたときなど、満足感たっぷりな気持ちになります。
また、基本的にYouTubeやドラマを見るときは、1.25倍速で見るようになりました。
その影響か、だんだん自分が早口になっている感覚があります。
時間効率を考えて行動するのも好きですが、ゆっくり時間をかける楽しみもあり、お風呂や読書は時間を取るようにしています。
もちろん、毎日というわけではありませんが、意識的に時間を取るようにしています。
こういう趣味の時間は、結果よりもその過程におもしろみを感じることが多いので、時間をかけてもいいと思うのかもしれないなと思いました。
タイパが重視される昨今、あえて時間をかけて楽しむということは、自分と向き合うために欠かせない貴重な時間とも言えます。
効率化や生産性に追われる多忙な社会人のみなさんにとって、時間をかけたいと感じるほど価値のあることが見つかると、より日常が豊かになると思うので、自分なりの楽しみをぜひ見つけてみてください。