内外政策評論 TheOpinion on Global & Domestic Issues

このブログは、広い視野から内外諸問題を分析し、提言を試みます。
Policy Essayist

謹賀新年

2015-01-02 | Weblog

謹賀新年

2015年、年頭のご挨拶を申し上げます。

皆様それぞれに良い新年を迎えられたことと思います。

新しい気持ちでこの1年を活動したいと思います。

国際情勢は、東アジアでは北朝鮮の先軍主義、中国の一党体制による地域覇権主義など、中近東では膠着状態で中東の不安定化の最大の要因となっているイスラエルーパレスチナ和平問題、イスラム国という国際規範を逸脱した集団の誕生とイラク、アフガンなどの内政の脆弱性、アラブの春の行方、そしてウクライナ民族対立と米ロのライバルリー、アフリカのエボラ問題とイスラム過激派の伸長、そしてユーロ経済の脆弱性、更に地球的気候変動の激化など、政治経済に亘り地域的にも地球規模においても人類にとって大きな課題に直面しています。

2015年は、このように中国の政治、経済両面での世界秩序への朝鮮、北朝鮮やイスラム国などで代表される既存の世界秩序に対する朝鮮など、第2次世界大戦後形成されたヤルタ体制とブレトンウッズ体制の下での世界秩序への各種のチャレンジが顕著になると思われます、このような既存の世界秩序への挑戦に対し各国首脳がどのように対応するかが問われる年になると思われます。

日本がこのような国際環境においてどのように対応して行くか、また国内の経済回復にどのように対応していくかは、これまでの世界観や前例などを越えた発想と実行力が求められていると思います。                                           日本については、特に経済回復と少子高齢化社会への転換の上で、やはり賃金、役員報酬、個人投資家への配当など、企業所得の配分の大胆な改善、また国家、地方自治体ともに予算資源の抜本的な再配分が必要な時期と言えるでしょう。

同時に、これらの問題は、経済問題を含め日本だけで解決できる問題は無く、世界がどのように動くかに影響されます。世界の主要国のリーダーの地球規模での発想と強いリーダーシップに基づく実行力が求められています。

2015年が皆様それぞれにとって実り多い1年となることをお祈り致します。

UNESCO Cultural Heritage The Summit of Mt. Fuji


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