僕はちゃんと生きています。

僕の生存確認用の(自己中心的な)ブログです。空を飛ばないユーラシア大陸横断旅行記を書いていきます。

7月3日 玉帯雲游路へ。

2012-07-03 19:13:15 | 中国(二回目)

今日は大理古城の西に広がる山に行きました。

ロープウェイに乗って、17km歩いてリフトで帰ってくるつもり予定でした。

朝おきて、路線バスに乗って、白タク(普通の車、値段は交渉で決める)に乗って、ロープウェイの入口へ。

ロープウェイ代と入山料を取られて、中国元がほとんどなくなってしまった。

入山料なんて聞いてないよーと思ったけどガイドブックの隅に書いてあった。

帰りのリフトには乗れなくなってしまったけど、なんとかなるだろう。

 

ロープウェイを降りて、雲游路を歩き始める。

この道は、4000mの山々の中腹あたりの2500mの標高を17kmにわたってフラットな道が山肌に沿って続くというもの。(要はコンタ道)

絶景を見ながら、ひたすら歩き続けるという楽しい道だった。

途中、「工事中、立入禁止」とあったけど

引き返すのも嫌だったので、

「中国語も英語もわかんないや」

ってことで先に進んだ。

12km地点で下山道を見つける。

悩んだけど、ここで降りなくては大変なことになりそう(お金もない)なので、

下山を始める。

 

下山道に入って五分、登ってくる中国人二人組に、なにか言われる。

こんなところで聞かれることはただ一つ、

「雲游路まであとどれぐらい登ればいいの?」

と聞かれてたので、

「テンミニッツ(10分)」

と、あといろんなジェスチャーをした。

けど、この人たち英語しゃべれた。

日本人で一人で歩いてるというと驚いていた。

 

その後もこんなやりとりがもう一回あった。

下山して、白タクに乗って街に戻る。

 

昼飯は、おかずを自分で選んで白米は好きなだけ食べれる食堂に行った。

これだけ食べて8元。いいところだ。

 

金がそこを尽きたので、国際キャッシュカードの出番。

そこらへんの銀行のATMで中国元をおろした。

国際キャッシュカードのほかにトラベラーズチェック(旅行用の小切手)も持ってます。

まだ一枚も切ってないので、一回ぐらいどこかで練習しないと。

 

ご飯食べたら、公安にビザを貰いに行った。

これで、中国に1ヶ月滞在できる。(シルクロードに行ける!)

よかったー

一回ビザを貰えば、2回延長できるので(実質3ヶ月いれる)安心だ。

 

旅行のビザには、有効期間に一回入出国できる1次ビザ(シンブルエントリー)、2次ビザ(ダブルエントリー)、3次ビザなどがあります。

普通は一回の入出国なので1次ビザです。

じゃあ、すでに入国してる僕は何次ビザかなと思って見たら、0次ビザとなっていた。

なるほど。

 

路線バスで一度、下関に戻って列車の切符を購入。

もうこの一ヶ月バスでひどい目にあったから、電車に乗りたい。

昼間、7時間で次の昆明につくけど座席が嫌だから寝台にした。

これでもバスよりちょっと安い。

切符とったら大理古城に戻る。

 

夕方はユースホステルでだらだら。

この二日間は、久しぶりにドミトリーの部屋でした。

ドミトリーのいいところはやはりほかの人と交流があることだと思う。

昨日は、モンゴル自治区のティムジン(たしかこんな名前)と僕は中国語わからず、向こうも英語わからなかったけど、わからなくても会話はなんとかなるんだなと思った。

 

今日は、中国人の一人で旅行してる人と(1歳下だった、英語分かる)わらわら自分たちの旅について喋った。

「ウエルカム トゥー チャイナ」

とこの旅で初めて言われた気がする。

いつか、京都に行きたいと言っていたので、お返しに、

「ウェルカム トゥー ジャパン いつか」

をやった。中国の人が日本に簡単に来れる日が来るといいなと思う。

 

明日は、昆明に移動します。

更新はまた昆明かその次の街かもしれません。

もうバスはこりごりです。しばらく電車での旅を楽しみます。

では、またよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

大理古城の至るところの案内板に中国語と英語、それと日本語も書いてあります。

今はまだ日本人観光客が少ないけど、将来的にはという感じかなと思います。

だけど、その日本語が結構おかしい。

「地滑りの気をつけろ」とか

一番衝撃的だったのは、大理古城(中国語)のしたに

「大きな理のある古城」

とあった。大理古城そのままでいいと思うのに。