今日は大理古城の西に広がる山に行きました。
ロープウェイに乗って、17km歩いてリフトで帰ってくるつもり予定でした。
朝おきて、路線バスに乗って、白タク(普通の車、値段は交渉で決める)に乗って、ロープウェイの入口へ。
ロープウェイ代と入山料を取られて、中国元がほとんどなくなってしまった。
入山料なんて聞いてないよーと思ったけどガイドブックの隅に書いてあった。
帰りのリフトには乗れなくなってしまったけど、なんとかなるだろう。
ロープウェイを降りて、雲游路を歩き始める。
この道は、4000mの山々の中腹あたりの2500mの標高を17kmにわたってフラットな道が山肌に沿って続くというもの。(要はコンタ道)
絶景を見ながら、ひたすら歩き続けるという楽しい道だった。
途中、「工事中、立入禁止」とあったけど
引き返すのも嫌だったので、
「中国語も英語もわかんないや」
ってことで先に進んだ。
12km地点で下山道を見つける。
悩んだけど、ここで降りなくては大変なことになりそう(お金もない)なので、
下山を始める。
下山道に入って五分、登ってくる中国人二人組に、なにか言われる。
こんなところで聞かれることはただ一つ、
「雲游路まであとどれぐらい登ればいいの?」
と聞かれてたので、
「テンミニッツ(10分)」
と、あといろんなジェスチャーをした。
けど、この人たち英語しゃべれた。
日本人で一人で歩いてるというと驚いていた。
その後もこんなやりとりがもう一回あった。
下山して、白タクに乗って街に戻る。
昼飯は、おかずを自分で選んで白米は好きなだけ食べれる食堂に行った。
これだけ食べて8元。いいところだ。
金がそこを尽きたので、国際キャッシュカードの出番。
そこらへんの銀行のATMで中国元をおろした。
国際キャッシュカードのほかにトラベラーズチェック(旅行用の小切手)も持ってます。
まだ一枚も切ってないので、一回ぐらいどこかで練習しないと。
ご飯食べたら、公安にビザを貰いに行った。
これで、中国に1ヶ月滞在できる。(シルクロードに行ける!)
よかったー
一回ビザを貰えば、2回延長できるので(実質3ヶ月いれる)安心だ。
旅行のビザには、有効期間に一回入出国できる1次ビザ(シンブルエントリー)、2次ビザ(ダブルエントリー)、3次ビザなどがあります。
普通は一回の入出国なので1次ビザです。
じゃあ、すでに入国してる僕は何次ビザかなと思って見たら、0次ビザとなっていた。
なるほど。
路線バスで一度、下関に戻って列車の切符を購入。
もうこの一ヶ月バスでひどい目にあったから、電車に乗りたい。
昼間、7時間で次の昆明につくけど座席が嫌だから寝台にした。
これでもバスよりちょっと安い。
切符とったら大理古城に戻る。
夕方はユースホステルでだらだら。
この二日間は、久しぶりにドミトリーの部屋でした。
ドミトリーのいいところはやはりほかの人と交流があることだと思う。
昨日は、モンゴル自治区のティムジン(たしかこんな名前)と僕は中国語わからず、向こうも英語わからなかったけど、わからなくても会話はなんとかなるんだなと思った。
今日は、中国人の一人で旅行してる人と(1歳下だった、英語分かる)わらわら自分たちの旅について喋った。
「ウエルカム トゥー チャイナ」
とこの旅で初めて言われた気がする。
いつか、京都に行きたいと言っていたので、お返しに、
「ウェルカム トゥー ジャパン いつか」
をやった。中国の人が日本に簡単に来れる日が来るといいなと思う。
明日は、昆明に移動します。
更新はまた昆明かその次の街かもしれません。
もうバスはこりごりです。しばらく電車での旅を楽しみます。
では、またよろしくお願いします!
大理古城の至るところの案内板に中国語と英語、それと日本語も書いてあります。
今はまだ日本人観光客が少ないけど、将来的にはという感じかなと思います。
だけど、その日本語が結構おかしい。
「地滑りの気をつけろ」とか
一番衝撃的だったのは、大理古城(中国語)のしたに
「大きな理のある古城」
とあった。大理古城そのままでいいと思うのに。