先週のFOMCは結果的には素直にドル高に反応したが、
金曜日の日銀緩和策の発表では円高に動き、FOMC後のドル高を帳消しにした。
値動きが大きい1週間であり、相場の大きな転換点を迎えている可能性が高い。
特にドル円では、高値123.74が円高波動C波の起点となり、いつ下落がスタートしてもおかしくないタイミングにある。
日足的には高値トライ失敗の足型でもあり、下落リスクが高くなっていると考えられる。
各国の休日が多くなり、市場も閑散となる今週は突発的な動きに注意したい。
USDJPY (日足)
週足では長い上髭を残していて、下落リスクが高い足型といえる。
ここからは売り戦略とし、122.21附近への半値戻しに向けた戻りがあれば、
スイングの絶好の売り場と考え、分散して仕掛けて行きたい。
下方向は先週の安値120.33や大台120.00が底固くなりそうで、一旦は利食いか。
週の後半からは各国の休みが多くなり閑散となるので、週前半までの動きに期待し、その後は小動きか…。
新年を迎えるまでは、ゆったりと構えたい。
EURJPY (週足)
下降トレンドライン②と上昇ライン①に頭を押さえられ、弱くなっている。
ブルーゾーンはもはや機能していない。
トレードは様子見。
EURUSD (日足)
ブルーゾーンBの手前で揉み合いながらFOMCのイベントを迎えた。
大きな波乱はなく無事に通過し、ドル高に反応後は再びブルーゾーンCにサポートされている。
約3週間かかって揉み合いが形成されていて、どちら方向に抜けるかが、今後の動きを大きく左右しそう。