円が主役を演じていた相場は、ユーロに主役交代をし始めた。
ただし、EURJPYとEURUSDとの関係は相関になったり逆相関になったりで、米ドルの動きも大きく作用している様子。
三者の強弱関係が全体の動きを複雑にしている。
効率的なトレードをするには、トレンドが発生している通貨ペアを見つけ、その流れに乗る事が肝心。
USDJPY
96.70の高値を更新できずに高値圏での揉みあいを続けているのは、来週の変化日に向けて日柄を消化中の為なのか？
来週はタイミング的にも、上昇トレンドライン④や日足40SMAにタッチする時期に当る。
よって、現在のレンジ下限94.00割れには、特に注目をしたい。
この場合は倍返し地点91.30や、前回安値90.86を目指す動きになりやすい。
EURJPY
USDJPYの上昇とEURUSDの下落に挟まれて方向感を見失っている。
③と④によるトライアングル形成も想定できるが未だ確証は持てない。
よって、様子見。
EURUSD
下降トレンドライン①に沿って下落が継続しているが、時間足では②③による上昇チャネルが形成されている。
先週金曜日には、①と③ラインにタッチした場面があり、来週はその後の動きに注目をしたい。
ユーロ安の材料に反応しすれば①に沿った下落が継続するであろうし、
ドル安の材料に反応すれば①をブレイク、又は、チャネルライン②③に沿った上昇が継続するであろう。
少なくとも、来週中にはUSDJPYと共に結論がでると思われるので注目していきたい。
