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本年1月は105.29でスタートし、現在は102円台を推移しているので、1月が陰線で終わる事は間違えがない。
過去のUSDJPY相場を集計してみると、「1月に出た方向性がそのまま年間を通して流れていく…」という傾向が強く存在している。(1月効果)
今年の1月が陰線で始まったのであれば、今年は概ね(少なくとも前半は)下落相場になりやすいという事が「1月効果」から云える。
その他にも、「1月及び12月は、その年の高値か安値を付ける確率が高い」という傾向も顕著である。
これに基づけば、「1月高値105.44が2014年の高値になる!…」という事も有り得ると云える。
(2013年は1月にその年の安値を付け、12月にその年の高値を付けたという典型的なアノマリーを反映した年だった)
一方、エリオット波動論からすると、「1月2日の高値105.44が第(1)波終点の高値であり、修正波(2)波の下落が既にスタートしている…」
という見方のカウンティングがあるが、この事は、「1月効果」と符合するものでもある。
2年間に渡る行き過ぎたアベノミクス相場、並びに5年間に渡る米株の楽観的とも云える過熱ぶりに対して、
今年(少なくとも前半)は、後退局面を迎える!…、という事であろうか。
USDJPY (日足)
膨らんでいた円売りポジションの利食い時を探していたマーケットは、23日の中国指標の悪化をきっかけにして大きく下落し始めた。
日経平均先物は、週末NYで更に下げて終えていて予断を許さない状態。
週明けは、ブル派が絶好の押し目として買ってくる場面もあると思われるが、短期的な自律反発に終わるのでは?
明確に買い上がる材料が出なければ上値は重いままなので、戻り場面はポジションコントロールをしながら丁寧に売っていきたい。
既に、週足まではトレンドチェンジしていて、今月末の月足の結果を待って、下落波動に波及していくのか判断していきたい。
EURJPY (日足)
USDJPYの下落に伴ってH&Sのネックライン140.90を下抜けた。
下降チャネルに沿って下落を再開し、ゴールはダイヤゴナル③ライン附近までは見込めるか?
スイングショートの試し売りは保持しつつ、戻り場面では売り増しを計画。
EURUSD (日足)
EURJPYのネックライン割れに対して、EURUSDはドル安で反応して上昇した。
①ラインを下抜けて弱い形を示していたが、2013年9月安値からのライン②にサポートされて反発した形。
週足では下目線に変化は無いが、日足では方向感を見失っている。
戻り場面として売るのならば短期でトライし、上手く下げて行った場合はスイングとして保持したい。