土日は外出の為にレポートが書けずにいたが、本日月曜14時現在では明けた窓を埋められずにいる。
先週は、黒田日銀初の声明で円安方向に強烈に動いたが、
このような「国家の政策」に対する動きには逆らわずに従うことが鉄則である。
少なくとも、地球を1周~2周りする期間はジワリジワリと一方向にしつこく動く事が多い。
今回の政策転換はかなりのサプライズだったので、3周目・4周目に向けて更に円安に動いてもおかしくない。
ただ、サイクル的には、高値を付けやすいタイミングが今週末12日前後に来るので、
円高方向再開への動きには備えておきたい。
メリマンによれば四月は大きく乱高下する相場になるとのことなので、まだまだ波乱がありそう。
USDJPY
3月12日の高値96.70を越えたことで、延長第3波が継続していた事になる。(又は第5波への突入か?)
本日は窓開けスタートしたので早朝にショートしたが、補助ライン(赤点線③)に頭を押さえられた形になっていて、
窓埋め後そのまま下落してピークアウトするというシナリオも描ける。
但し、大相場の場合はRunawy Gapになることもあるので枚数は控えめ。
一方、更なる上昇があった場合は99.66が候補。(第1波の値幅8.61の2.618倍を第3波起点77.12に加算)
ここは、チャネルライン⑤と交差するポイントでもある。
いずれにしても、ここからの安易なロングは反落リスクが高い。
むしろ、徐々にスイング・ショートを仕掛けても良い局面と考える。
EURJPY
本日年初来高値を更新しているが、日足でも明確に上抜けられるか?…を、USDJPYの動きと共に注目していきたい。
128.50付近から上は、2009年に長い期間揉んだレベルであることから抵抗を受けやすく、スイスイとは上がらない。
尚、デートレの場合は、USDJPYで方向を見ながらEURJPYを売買するというのもパフォーマンスが良い。(両者が順相関にある場合)
EURUSD
下降トレンドライン①に沿って下落が永らく継続してきた相場は、①を上抜けた事で調整局面を迎えた。
戻り高値の候補は38.2%や50%……などが挙げられるが、もう暫く反発の形状を観察したい。
様子見を継続とする。