義務教育の算数。今から使える自宅学習のコツ

学校を出てから使える基礎教養の授業開講予定。でも今は、このブログをご拡散ください。小・中学生個別指導経験7 年。

読み聞かせ・ラジオ・音読で国語力(と筋トレ)/働きながら子供に教えられること

2020-04-29 19:16:52 | おすすめ教材
 昔に明石家さんま司会の「ホンマでっか!? TV」で「喋る時は全身数十ヶ所の筋肉を使っている」という話を何かの専門家が話していました。
司会の明石家さんまを見ると語るに落ちる感じがします。体が締まってますよね。
日本の伝統的に読書とは次の2種類でした。

・しゃんと正座し正面に顔を向けた音読
・台詞を割り振ってみんなで音読

 講談師の姿勢か、俳優の姿勢かどちらかが一般的でした。人に聞こえるぐらいの声量で読むので、周りの人も聞き覚えられる。
 耳から入らないと言葉の再現は困難です。母国語でも、同じです。英会話だから困難なわけではありません。洋楽を歌う人は分かると思います。理解できない内容でも、聞いていれば音として完璧に再現できることがあります。

 だから、ラジオの内容には本当に本当に気を付けてください。

 気を付けすぎるぐらい気を付けてください。
 すべて場所と状況を問わず再現されます。
 必ず自分に返ってきます。
 本当に気を付けてください。

 同じ番組回を繰り返し流すほうが安全で手軽だと思います。言葉数の多い、AMラジオの、Podcast版が今は配信されていると思います。お笑い芸人の深夜ラジオは本当に気を付けてください。大げさすぎることは無いです。

 ジブリ映画で声優もやっていた、故・古今亭志ん朝の落語もおすすめです。「風呂敷」「鰻の幇間」「唐茄子屋政談」「怪談牡丹灯籠」「厩火事」「宋岷の滝」あたりは動作で示すくだりが少ないので、動画を見られない環境でも面白いと思います。

 読み聞かせはお疲れでなければなさる方が多いかと思います。代用できる限りラジオなり音源でご代用いただければと思います。

 世帯平均年収の違う2箇所で子供の勉強を見ていた経験から申し上げますが、
 現状で一番年収差が出ているのは子供の言葉数や語彙です。
そして言葉数が多い子はキレにくく、押さえつける必要も無いのでその分学習効率が上がる。国語の平均学力にも反映されます。
 それだけのことです。
 私はそれだけのことだと思います。
 語気を荒げずにたくさん喋ってくれる音源をご推奨致します。落語は志ん朝・馬生贔屓なので偏っています。ご了承ください。では。

「子供」と言うし「出来無い」と言わない

2020-04-29 13:59:57 | 考えていること
今更ですが「子供」と言うことにしています。ひらがなに「子ども」とひらくと却って「ども」に強いアクセントが来て変なのと、「子」だけだと後の言い回しが引っ張られて雅文調になってしまうから、一人で時代劇の公家さんをやろうとしているみたいで据わりが悪い。どこの国の語学でもそうですが言葉はひとまとまりの音だから、途中が「子供」から「子」に変わっただけで全体が変わってしまう。
それに保護者の方に保護されるべき状況にある人に「供」がつくほうが現状に照らして的確だと思います。
ここまでで目が滑ったら声に出して読んでみると頭に入ります。では。

無学年教材を使って家庭で戻り学習

2020-04-29 01:55:15 | おすすめ教材
自宅学習に限らず、教材選びが原因で勉強する人の自尊心が傷付くことがあります。
理由は「学年表示」です。

弱点を補習したい時はどうしても一旦基本に戻りたい。昔習ったことを消化しないままでいただけだから、消化すればできるようになる。
でも問題集を生徒の前に出せない。
開いて置いてもいずれは題名がバレてしまう。

中学数学の問題を解けない時は
小学校高学年の3年間に穴があります。
特に5年生の分野が怪しい。
6年生ではありません。
中学1年と6年生は「なんとなく40点」、
5年生の問題でお手上げです。
だから
5年生に戻りたい。
 5年 → 中1・中2文字式 → 中3平方根 → 中3乗法公式と因数分解 → 5年生の復習と中1の図形 → 中2方程式 → 5年生の「割合」もう1回 → 6年生の「比」
 ぐらい行き来したい。
あー5年生に戻りたい。
中3になったばかりの今だから、
ここで小学校5年生の問題をやりたい。
違う、悟るな。
「あっ出来ないのね」じゃない。
今だからこそ。
「はいはい。」じゃなく。

経験から無学年教材を強く推します。
👆「自分はアタマ悪いから」と言う人には、これを渡しています。
家庭学習の場合は、目につく所にほかしておいてください。
👆付属のシールを必ずご使用ください。
「観察する」「飛躍する」のページは本当に観察しないと解けません。

難しいから大丈夫です。
けっして後退ではありません。